木の家・木造住宅は、やさしいぬくもりがあって住みやすいものです。
住宅を購入したいと考えている人のなかには、木の家・木造住宅に
憧れている人は多くいます。
主なメリットは
「長寿命」「香りがよい」「湿気を吸収する」「あたたかみがある」の4つでしょう。
木造住宅は、適切な使い方をすれば、100年持つことも珍しくありません。
日本の住宅は、一般的に、30年もすると朽ちるため住み替えが必要だと言われています。
木造住宅には、こういった住宅の常識は当てはまりません。
これは、奈良や京都の歴史ある木造寺院が、多く現存していることからもお分かりいただけると思います。
主なデメリットとして言われているのは、構造上の問題はない「反りなどの変形」「ひび割れ」です。無垢材などの天然素材の場合、木材自体が呼吸をしているため、反りや割れが出るケースがあります。
集成材のような接着剤が多量に使用されている木材は、その傾向は少なくなります。
無垢材のように「生きた」木材を選ぶか、集成材のように見た目はきれいだけれども、健康に多少の心配が残る木材を選ぶか。
木は最初のうち、含水率200%ほどで大量の水を含んでいます。伐採された瞬間から含水率は減り続けて、15%程度まで下がります。そして最終的には空気中の湿気を吸って、10~15%くらいの含水率に落ち付きます。それが乾燥しきらないうちに加工をして家を建ててしまうと、その後木材が縮むなどして不具合が生じてしまいます。
(1)基礎構造に注意する
(2)木材の切り欠きをできるだけ避ける
(3)木材の接合部には金物を用いる
(4)筋違いなどの斜材を用いて、三角形の架構をつくる
(2)の木材の切り欠きをできるだけ避けるというのは、木に穴をあけることで断面に欠損が出てしまうことは避けたいということです。今はプレカット工場で木材に穴をあけることが多く、均一な仕上がりになるので、それ程心配しなくても大丈夫でしょう。
客のペースに乗せられてはいけない
客主体で動いてはいけない
客の言いなりにならない
クレームにならないようこちらが主導権を握る
などと、意味不明でやたらメーカーありきと言うような教育をするところがあるのです。
メーカーからすれば客のペースにのってしまえば、何でもかんでも客にあわせなければならないので、あとあと面倒になることもある、と言うことからこのような応対になるのでしょう。
自分たちが選ぼうとしている住宅メーカーがアフターサービスやクレームに対して敏感かどうかを、契約する前に判断することは難しいですね。
知人などがその住宅メーカーで過去に家を建てたことがあるような場合は、話を聞くだけでだいたい分かるのですが、そういった人が周りに誰もいない場合などはまったく分かりません。
そこで担当している営業マンに直接聞くわけです。
営業マンの人柄の良さを信じて家を購入したのだけれど、その営業マンは調子の良い人で、何でも「OK」と受けてくれたにもかかわらず建物には一つも反映されていなかった
契約までは住宅建築にとても親身になってくれたのに、契約を交わしたとたん打合せにも同席せず、契約前にお願いしたいたことがまるで引き継がれていなかった
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