目元が腫れる原因は?解消法まとめ

目元が腫れる原因と解消法をまとめました。適切に対処すれば腫れは解消できます。腫れを改善して女子力アップを目指しましょう。

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まぶたがむくんでしまう原因はさまざま。
対処法は原因によってかわります。
適切な解消法でむくみを改善しましょう。

目元のむくみ

むくみは「よぶんな水分」がたまった状態です。水分をとると、腸で吸収され、血管を通って全身に運ばれます。血管の末端からしみ出した水分は、細胞の間をめぐった後、通常は静脈やリンパ管から回収され、ふたたび血管に戻ります。ところが、しみ出す水分の量が多過ぎたり、血管やリンパ管が水分を回収しきれなかったりすると、これらのよぶんな水分が皮膚の下にたまってしまいます。これが「むくむ」という状態です。

目元が腫れる原因である腫れ。

目元を温める

眼球を動かして血流を良くする

目をつぶって開くを繰り返す

頭皮マッサージをする

耳を上下左右に引っ張ってみる

などのセルフケアで改善できます。

目元のかぶれ

化粧品による接触性皮膚炎
外部からの刺激が肌に接触することで炎症やかゆみ、痛みを引き起こす接触性皮膚炎。女性の場合、まぶたのかぶれの多くの原因は、アイシャドーやアイプチ、メザイクなどの影響で起こる接触性皮膚炎です。アイシャドーなどの化粧品には、長い時間崩れなくするためや発色をよくするために、多くの化学成分が含まれています。この化学成分の影響で、接触性皮膚炎が引き起こることも。さらに化粧品だけでなく、メイクブラシやチップなどのメイク道具が肌の刺激となり接触性皮膚炎になる場合もあります。

花粉などによるアレルギー性皮膚炎
花粉が原因でアレルギー反応が起き、まぶたがかぶれる場合もあります。また、まぶただけでなく、頬やあごなど顔全体が赤くなっり腫れやかゆみを伴うこともあります。春先など花粉が飛ぶ時期だけに、まぶたがかぶれるという人は、花粉によるアレルギー性皮膚炎が原因の可能性が高いです。また、化粧品に含まれる化学成分やハウスダスト、ダニなどでもアレルギー反応が起こることもあります。このように特定の物質のアレルギー反応でまぶたがかぶれる場合は、アレルギー性皮膚炎が原因であると言われています。

目元の腫れはかぶれが原因になってることも。
以下の解消法で改善できるかもしれません。

まぶたへの化粧を控える

ワセリンで保湿

合成界面活性剤の入っているクレンジング剤を避ける

ステロイド系の薬やオロナインの使用は避ける

あまりもひどい場合は皮膚科を受診する

早めに対処してかぶれを治しましょう。

コンタクトレンズによる目元のトラブル

巨大乳頭結膜炎

ソフトコンタクトレンズ装用者にみられた巨大乳頭結膜炎

最近、急増しているトラブルの一つです。主にソフトコンタクトレンズ装用者にみられますが、ハードコンタクトレンズ装用者にもみられます。目がかゆくなり、コンタクトレンズがずれやすくなります。まぶたの裏側に異物感を感じ、目やにも増えます。装用感も悪化します。原因はコンタクトレンズに付着した汚れです。つけおき洗浄や煮沸消毒をしている人に多くみられます。進行すると大きなコブ状のブツブツ(乳頭)がまぶたの裏側にできます。レンズ装用という物理的刺激も悪化の原因となります。このような症状が出たら、装用時間を短くし、つけおき洗浄をこすり洗いに、煮沸消毒をコールド消毒に変更すると良いでしょう。1日使い捨てソフトコンタクトレンズも有効です。

コンタクトレンズは便利なものですが、目に直接入れるものなので扱いは慎重に。
かぶれがひどくなると腫れはもちろん、眼障害を引き起こす可能性もあります。
ちょっともでおかしいと思ったら眼科へ相談してください。
自己判断は危険です。

アレルギーによる目元の腫れ

花粉や住いの中にあるほこりが原因となって起こる目のアレルギーのことをいいます。
これらの原因物をアレルゲンと呼びますが、特に住いの中にあるほこりを、専門的には“ハウスダスト”と呼んでいます。
最近では、このハウスダストによるアレルギー患者が急増しています。花粉には季節性がありますが、ハウスダストは1年中室内にあるため、いつ病気になっていもおかしくありません。したがってこのアレルギーを「通年性(つうねんせい)アレルギー」と呼び、花粉症と区別しています。
結膜は外からの刺激や異物にさらされやすい組織で、涙などでいつもぬれています。ですから、ハウスダストや花粉がくっつきやすく、アレルギーが起こりやすいのです。

アレルギー体質の人は要注意。
花粉症の季節にはしっかり病院へ行くことで、事前に対策をしてください。
ハウスダストは、ダニの死骸や糞、人や動物のフケや毛、カビなどが挙げられます。
これらが結膜に付着することで結膜炎のアレルギー症状を引き起こします。
生活していくうえで避けられないものです。ハウスダストを抑えるためにも部屋の掃除はこまめにしましょう。

瞼炎(がんけんえん)とは、まぶたの縁の炎症です。厚い鱗屑(りんせつ)、目やにのかたまり、浅い潰瘍(かいよう)、またはまぶたの縁の発赤および腫脹を伴うこともあります。

炎症は何らかの感染症、アレルギー反応、ある種の皮膚の状態によって引き起こされます。

まぶたが刺激され、赤くなり腫脹して、灼熱感およびかゆみが生じることがあります。

診断は通常、症状とまぶたの外観に基づいて下されます。

基礎疾患を治療し、ときに抗菌薬の軟膏もしくは錠剤、人工涙液、またはその両方を投与します。

感染症やアレルギーなどが原因で起こるため、まずは根本的な原因を特定する必要があります。
まぶたを観察するために細隙灯(さいげきとう)や顕微鏡を使うことも。
そうすることで、感染症の原因菌を特定し、抗菌薬が効くかどうかを調べます。
膿のサンプルを採取して培養して調べることもあるようです。

結膜炎
結膜炎とは、結膜が赤く充血して炎症を起こす病気です

結膜炎は、白目(しろめ)とまぶたの裏側を覆っている半透明な膜(結膜)が、赤く充血して炎症を起す病気です。感染で起こる細菌性結膜炎、ウィルス性結膜炎、アレルギーで起こるアレルギー性結膜炎などさまざまな種類があります。

ウイルスやアレルギーが原因で起こる症状です。
症状が悪化すると治療が長引くので、すぐに眼科を受診してください。

涙のう炎とは
涙は眼の周りにある腺でつくられて、眼の表面を潤します。いらなくなった涙は眼の内側から鼻に通じる細い管から捨てられます。その涙の通り道の管が何らかの原因でつまってしまったときに、細菌感染がおこることがあります。それが涙のう炎です。眼の内側が腫れて痛くなり、腫れが瞼のほうにまで広がる人もいます。腫れた部分を押すと膿が出てくることもあります。治療は涙の通り道に水を通して洗浄し、同時に抗菌薬の点眼や内服、または点滴を行います。必要であれば、内視鏡検査をすることで原因を確かめ、同時につまりを治す治療を行うこともあります。生まれつきつまっている人と、年を取ってから加齢でつまる人がいます。年を取ってからつまった人の中には、がんが原因でつまってしまった人もいますから、注意が必要です。涙のう炎を疑ったら眼科を受診してください。

出典 Medley

涙袋が感染症にかかることで起こるようです。
症状によって治療法が異なるので、医師に相談しましょう。

麦粒腫とは
 俗に「ものもらい」と呼ばれる病気で、原因は細菌感染によるものです。汗を出す腺や、まつげの毛根に感染した場合を外麦粒腫、マイボーム腺の感染を内麦粒腫と呼びます。

■麦粒腫の症状
 初めはまぶたに局所的な赤みが出現し、しばしば軽度の痛みや痒みを伴います。炎症が強くなってくると、赤み・腫れ・痛みが強くなります。化膿が進むと、腫れた部分が自然に破れて膿が出ることがあります。膿が出てしまえば、その後症状は回復に向かいます。

■麦粒腫の治療
 抗生物質の点眼や内服を行います。化膿が進んだ場合は切開して膿を出すこともあります。汚い手で目をこすったりしないよう注意が必要です。

突然目が腫れるものもらい。
症状が重症化すると膿を取り出さなければならないようです。
そうなるまえに治療しましょう。

霰粒腫とは、「めいぼ」とも呼ばれます。その名の通り、目(まぶた)にやや硬いしこりができます。通常はそんなに痛くありませんが、経過中に急性炎症を起こすと痛くなります。マイボーム腺という目に油を分泌する所が詰まってしまい、おかゆのような分泌物が溜まってしこりが形成されてしまいます。

治療は、どの時期に来ていただいたかで変わってきます。

しこりがあり、まばたきの度に異物感があるだけの時は、ばい菌をやっつける抗生物質の点眼や、弱いステロイド剤(炎症止め)の点眼や軟膏のみで治る場合があります。ただ、この場合、治るといっても一時的に治まっているだけで、疲れやストレスが溜まったりすると、またブワ~っと大きくなってくることが多いです。何度も繰り返す場合は手術をした方が良いです。というか、手術をしないと根本的には治りません。

まぶたに硬いシコリができるので、めいぼとも呼ばれるようです。
急性延焼を起こすと痛みがでる場合もあります。

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