花粉や住いの中にあるほこりが原因となって起こる目のアレルギーのことをいいます。
これらの原因物をアレルゲンと呼びますが、特に住いの中にあるほこりを、専門的には“ハウスダスト”と呼んでいます。
最近では、このハウスダストによるアレルギー患者が急増しています。花粉には季節性がありますが、ハウスダストは1年中室内にあるため、いつ病気になっていもおかしくありません。したがってこのアレルギーを「通年性(つうねんせい)アレルギー」と呼び、花粉症と区別しています。
結膜は外からの刺激や異物にさらされやすい組織で、涙などでいつもぬれています。ですから、ハウスダストや花粉がくっつきやすく、アレルギーが起こりやすいのです。

アレルギー体質の人は要注意。
花粉症の季節にはしっかり病院へ行くことで、事前に対策をしてください。
ハウスダストは、ダニの死骸や糞、人や動物のフケや毛、カビなどが挙げられます。
これらが結膜に付着することで結膜炎のアレルギー症状を引き起こします。
生活していくうえで避けられないものです。ハウスダストを抑えるためにも部屋の掃除はこまめにしましょう。