涙のう炎とは
涙は眼の周りにある腺でつくられて、眼の表面を潤します。いらなくなった涙は眼の内側から鼻に通じる細い管から捨てられます。その涙の通り道の管が何らかの原因でつまってしまったときに、細菌感染がおこることがあります。それが涙のう炎です。眼の内側が腫れて痛くなり、腫れが瞼のほうにまで広がる人もいます。腫れた部分を押すと膿が出てくることもあります。治療は涙の通り道に水を通して洗浄し、同時に抗菌薬の点眼や内服、または点滴を行います。必要であれば、内視鏡検査をすることで原因を確かめ、同時につまりを治す治療を行うこともあります。生まれつきつまっている人と、年を取ってから加齢でつまる人がいます。年を取ってからつまった人の中には、がんが原因でつまってしまった人もいますから、注意が必要です。涙のう炎を疑ったら眼科を受診してください。

出典 Medley

涙袋が感染症にかかることで起こるようです。
症状によって治療法が異なるので、医師に相談しましょう。