黄体形成ホルモンLHは普段から少量分泌していますが、卵子が成熟した頃、LH分泌量が急激に増加し、その急上昇によって排卵がおきます。
排卵検査薬は、排卵直前に起こるLHの分泌の急上昇(LHサージ)を確認するものです。 一般的に、尿中のLH濃度の上昇が始まってから約36時間以内に排卵します。排卵検査薬の陽性反応によってこのピーク時を知り排卵日を把握します。
妊活をサポートしてくれるアイテムが排卵検査薬
妊活で最も重要なことは排卵日を知ることです。
排卵日を正確に把握することで、妊娠する確率が上がります。
そこで役に立つのが排卵検査薬です。
今回は排卵検査薬の使い方や選ぶポイント、各メーカーのおすすめ商品を紹介します。
排卵日を特定しやすいと思うのでタイミングを合わせやすいです。
例えば28日型の人だと生理が来てから14日前後が排卵日と推定できますね。
排卵予定日の3日前くらいから毎日使うのがベストですから、生理が始まってからで数えると10日後くらいから毎日使います。
排卵日を予測しずらいので、過去の最短の周期で仮定してタイミングを合わせていきます。
例えば、最短が24日であれば、生理が来てから12日前後が排卵日と予測し、排卵予定日の3日前くらいから毎日使用して変化を観察しましょう。
初めて排卵検査薬を使用するのであれば、日本製を使用することをおススメします。
海外製の排卵検査薬をインターネットなどを利用して購入した場合に、取扱い説明書が全て英語など、外国語の可能性が高いからです。
また、使いやすいという意味では、プラスチックの取っ手が付いているなど工夫のされている日本製が良いといえます。
使い勝手の良さが配慮されているか 定期的に使用を続けるわけですから、使い勝手の良さもチェックしておきたいところ。採尿時間の長さや判定ラインの見やすさはもちろんのこと、取っ手が持ちやすいか、過度な尿ハネは起こらないかといった部分にも着目しましょう。
普通紙を細い短冊状にカットしたような形状のペーパータイプ。
日本製品より、1本当たりの単価が低いので、コストパフォーマンスが良いと言うメリットがあります。
ただし、濃いのか薄いのか分かりづらかったり、検出感度が低いものもあると言うデメリットがあります。
プラスチックのスティックタイプで、持ち手部分と判定部分にプラスチック性のカバーが付いています。
海外製品とは違い、陽性・陰性が分かりやすいと言うメリットがあります。
ですが、海外製品より値段が高いというデメリットもあります。
使い捨てスティックタイプの排卵検査薬は、線が薄い場合があり「どっち??」と判定に悩むことがありますが、デジタル表示なのではっきり判定を出してくれる点はデジタルタイプの魅力と言えます。
ただし問題はお値段。ただでさえ日本製の排卵検査薬は2回分で1,000円前後とありえないぐらい高額なのに、デジタルタイプの排卵検査薬は更に高く3回分で2000円以上します。
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