拒食症になりたい(口癖)
あなたは拒食症の恐ろしさ知ってる?拒食症の症状
最近痩せたいから拒食症になりたいと考える人がいます。しかし、拒食症という病気は皆さんが考えているよりもとても恐ろしい病気です。
ここではそんな拒食症の恐ろしさについて紹介するので、拒食症になりたいと考えている人は拒食症の恐ろしさを確認してみてください。
Romero383 さん
「痩せたい!」と思っていても、なかなかダイエットの効果がなかったり続けることができなんてことがあると思います。
そういった人の中には、痩せたいあまりに「拒食症になりたい」と考えている人もいるようです。
痩せている方が美しいといわれる文化、常に街中で見かける看板や女性誌には、ダイエットという言葉が欠かさず目につきます。それを求めすぎた結果、自分が痩せすぎていることに気が付かずうつ病になったり、免疫力が一気に下がることによる感染症を引き起こすケースが後を絶ちません。
摂食障害の特徴として、体重や体型に関する認知(考え方)が歪んだり、自分で食欲がコントロールできず、極端なやせ願望や太ることに対する恐怖心が強くなったりすることがあります。また、見た目に現れるくらいの体重の変動、過度な運動や下剤の使用といった代償行動が表れることもあります。
「やせたい」という強い思いがあるため、本人はなかなか治療したがりません。しかし、低栄養から様々な体の不調につながり、死に至ることもある病気ですから、治療の重要性を伝えることが必要です。
拒食症と過食症はそれぞれ真逆の症状である摂食障害ですが、どちらも「自然な排便に必要な腸の蠕動(ぜんどう)運動を阻害し、便秘を引き起こす」という点は共通しています。
やせると、腕の筋力が落ちるように内臓を支えたり、胃腸壁の筋肉も衰えます。胃腸はだらりと下がり、胃腸のぜん動運動も弱くなります。少ししか食べないのに胃腸がもたれたり、便秘がひどくなります。そうすると胃腸の調子が悪いので食べられない、食べないのでやせてさらに胃腸の機能がわるくなり、という悪循環に陥ります。
食物繊維
腸内の善玉菌を増やし、程よい柔らかさの便を作るようにします。水に溶けないタイプの不溶性食物繊維は腸内で水分を吸収して膨らみ、便のカサをふやし、腸内の蠕動運動を活発化させて便通を促進させます。
家族の方々はご飯の量を増やしたり、便秘の改善が期待できるこんにゃくやゴボウといった、繊維質の多い食べ物を食べればいいだろうと考えがちですが、拒食症を患っている人に無理やり食べさせようとするのは止めましょう。
それと、繊維質の多い食べ物は逆に胃腸に大きな負担をかけるので、お勧めできません。
- 1
- 2