厩務員の仕事は簡単に言えば自分が担当する馬(2頭)の全ての世話をして、その馬をレースに最高の状態で送り出す事です。
具体的には通常は午前2時~2時半頃に起床。
まずは厩舎に行き、担当馬に異常がないかどうかを確認。
それが終われば馬房(部屋)の掃除をして、糞や尿で汚れた藁を綺麗な藁に入れ替える作業をします。
動物好き必見の高収入な仕事!魅力あふれる厩務員の世界
動物が大好きな人には、厩務員の仕事がおすすめですよ。
興味のある人は仕事の内容なども調べてみましょう。
また、厩務員は収入も多い仕事として知られています。
がっぽり稼ぎたい人にとっても魅力あふれる仕事だといえそうですね。
Mckinney75 さん
厩務員の仕事は競走馬の世話とレースに向けての調教の管理で、私は3頭の馬を担当しています。
朝に担当馬の小屋を掃除して練習場に馬を連れていき、調教(トレーニング)が終わったら小屋に帰り体を洗って乾かし、エサを与えます。
調教は基本的には厩務員が自ら担当馬に乗って行いますが、乗れない厩務員は騎手や乗れる厩務員に騎乗を任せて調教を行います。
競走馬の調教や管理の責任者である調教師のもとで、馬を世話する人です。
調教師の指示を受けて自分の担当馬(2頭)に関わる全ての世話をして、その馬をレースに最高の状態で送り出します。
調教前にはウォーミングアップを行い、調教後にはクールダウンを行い洗い場で馬の手入れを行い、体調や脚に異常がないか確認し、その後馬房に入れ飼い葉を与えます。
出典 厩務員 (キュウムイン)
厩務員は一日の大半を馬と一緒に過ごすため、動物好きには嬉しい仕事ですね。
しかし、仕事にするなら年収も気になる所。
いくら好きだからといっても、年収が低いとチャレンジするきにはなりませんよね。
ここでは厩務員の年収事情にも触れていきます。
JRAの厩務員の基本的な平均年収はおよそ800万円だと言われており、そこに担当馬が獲得した進上金が加算される仕組みなので、獲得賞金の多い競走馬を担当している厩務員ほど年収が高くなります。
NARの厩務員は場所によって待遇がまちまちなので収入面は一概には言えませんが、JRAの厩務員よりも平均年収は低い傾向にあるようです。
地方競馬の厩務員:700万円~1000万円以上
中央競馬の厩務員:400万円~600万円
前述のように厩務員の主な収入は雇い主である調教師からの給料と進上金で、中央競馬の厩務員の平均年収は約740万円で地方競馬の厩務員の平均年収は約400万円から600万円です。
これに自分が世話をする担当馬がレースで勝利すると5%の進上金が加算されますが、賞金の配分は馬主が80%で調教師が10%で騎手と厩務員が5%となっています。
平均年収800万円を超える厩務員は夢のある仕事ですよね。
好きな動物と触れ合いながら高収入を得るなんて、最高です。
しかし、厩務員になる為にはいくつかの条件をクリアしなければなりませんよ。
今、競馬の仕事に興味を持つ子供たちが増えています。
騎手も厩務員も、一流と呼ばれる人になると、収入も多く、社会的地位も非常に高い仕事です。もちろん、誰でもなれるというものではありません。
彼らは馬のプロとして、それにふさわしい高度な知識や技術が求められます。
中央競馬(JRA)の厩務員になるには、競馬学校の厩務員課程に入学して勉強した後に、採用試験に合格する必要があります。
競馬学校の応募資格は、
中卒以上で入学時の年齢が28歳未満
体重がおおむね60kg以下
牧場での騎乗経験3年以上
などが条件になります。
① 年齢(学歴)
競馬学校に入学する時点で、中学卒業以上の学歴を有する者、又はこれと同等以上の学力を有すると認められるもの
② 健康状態
厩務員として業務を行うのに支障がない者
③騎乗経験(第1次試験実施日までの経験とする。)
牧場における競走馬・育成馬騎乗経験が1 年以上の者
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