排卵日とは、成熟した卵胞から卵子が排出される日のことです。
妊娠は、卵子と精子が出会って受精することが必須条件であるため、この卵子が現れる排卵日前に性交を行うことで妊娠が期待できるとされています。

排卵日は、月経周期が一般的な28日の女性の場合、月経開始日のおよそ14日前に訪れると言われています。この時期は、ちょうど高温期に切り替わる直前、低温期最後の日に当たるのですが、個人差があるため、確実に「この日」と特定するのは難しいとされています。ただ、排卵日予測をする方法はいくつかあり、ある程度は予測することができるので試してみましょう。

妊娠は卵子と精子が出会って受精することで成立するため、卵子が排出される時期と生存時間、精子の生存時間を考慮してタイミングを合わせなければうまくはいきません。
卵子の生存時間は約24時間、精子の生存時間は約1週間であるため、排卵日の手前から性交をはじめ、既に精子を女性の体内に待機させておくと妊娠確率をグッと上げることができます。具体的には、排卵の2日前から性交をするのが良いでしょう。

排卵検査薬は、正しい使い方をしないことには正確な判定ができません。そのためには、パッケージの裏面や説明書に書かれている内容が読みやすいかが重要。外国製の商品は、英語で書かれていることが主流ですし、説明書も薄い紙1枚などが当たり前。その点、日本で販売されているものはパッケージや説明書の内容にも配慮されているため、初心者でも安心です。

せっかく排卵を予測できる検査薬を使用しているのに、判定結果がよく分からずタイミングを逃してしまった…なんてことがあったら勿体ない！商品によって判定方法はさまざまですので、その見やすさについても事前に確認しておくと良いでしょう。公式サイトに陽性・陰性の判定を表示している商品もありますし、ネットなどで口コミを調査してみるのもいいですね。

定期的に使用を続けるわけですから、使い勝手の良さもチェックしておきたいところ。採尿時間の長さや判定ラインの見やすさはもちろんのこと、取っ手が持ちやすいか、過度な尿ハネは起こらないかといった部分にも着目しましょう。購入前に判断するのは難しいところではありますが、事前にネットなどで使用者の口コミ体験談を確認し、評判を見ておく手もありますね。

妊娠には卵胞ホルモンと黄体ホルモンという、ふたつの女性ホルモンが大きく関わっています。女性ホルモンは、脳の視床下部･下垂体という部分からの指示を受けて、卵巣から分泌されます。視床下部はストレスの影響を受けやすい場所のため、ストレスをため過ぎるとホルモンバランスが崩れてしまうことがあります。

睡眠不足や忙しさによる疲れは、精子の質を下げてしまう恐れがあります。仕事や人間関係のストレスが続けば、性欲の低下につながることもあるでしょう。忙しい現代社会では、男性が日常的にさらされているストレスやプレッシャーは大きく、妊活に悪影響を及ぼしている可能性があるのです。

妊活中の運動は、ストレスを解消するだけでなく、骨盤の歪みや冷えを解消しホルモンバランスを整えるため、妊娠しやすい身体づくりにとても効果的です。休日にパートナーの方と一緒に散歩を兼ねたウォーキングをしたり、テレビを見ながらストレッチや骨盤エクササイズしたりすると、気軽に生活に運動を取り入れることができます。ヨガやフラダンス、ベリーダンスも妊活中におすすめの運動です。