癌や歯周病を予防!?キリストの涙と呼ばれるスーパーフード「マスティック」とは

癌や歯周病などの病原菌を抑制するとして注目を集めているスーパーフード「マスティック」。古代ギリシヤ時代から存在し、ギリシヤ南東部のヒオス島でしか採取できないマスティック(別名:キリストの涙)とは一体何なのか。
最先端の技術で分かったマスティックの効果の秘密を踏まえてまとめてみました。

ちょもらん丸ノ内 さん

35 PV

幻のスーパーフード"マスティック"とは

ガムマスティックはギリシヤ南東部のヒオス島だけに群生しているウルシ科のマスティックの木(コショウボク Pistacia Lentiscus Var.Chia)から採れる樹液です。

他の土地でもウルシ科の樹木は育ちますが、樹液を採取できるのはヒオス島の樹木だけなので、『キリストの涙』と呼ばれるほど貴重な代物です。
因みに現地の発音としては「マスティハ」と呼ばれているようです。

粘性のある天然ガム質で、その形状が涙のような形をしていることからヒオス島では「キリストの涙」とも呼ばれています。

マスティックは古代ギリシヤ時代から存在していた!?

ガムマスティックの歴史はたいへん古く、古代ギリシヤ時代にさかのぼります。心地よいヒノキの香りと味を持ち、はるか昔からこの樹液をそのまま口に入れて噛む習慣がありました。特にご婦人たちに人気が高く、歯を輝かせ丈夫にするほか口臭を甘い香りに変えてくれるとたいへん評判のいいものでした。

このマスティックは人類初のチューイングガムと言われており、古代ギリシャ時代から「歯を輝かせ丈夫にする」と割れており、さらにマスティックを含むことで胃の痛みが消えると言われており、かの有名な偉人・コロンブスもしばしば訪れてマスティックを持ち帰ったとされいます。

食感はチューインガムより少し硬めですが、ほとんど変わりはありません。甘いフルーツやミントの味は付いていません。ほのかにさわやかなヒノキに似たマスティハの木の香りがします。
キャンディーのように口の中で溶けてなくなることはないので、いつまでも噛んでいられます。
マスティハはそのまま飲み込んでも健康に害は及ぼしません。

マスティックは虫歯・歯周病・口臭の菌を抑制!

現在では技術の進歩で研究が進み、「虫歯菌」と「歯周病」「口臭菌」といった特定の菌に対してのみ殺菌効果があることが「ニュー・イングランド・ジャーナル・オブ・メディスン」(医学界で最も権威のある雑誌)で証明されています。

マスティックは強い抗菌作用を持っていることから、特に口腔内の悪玉菌を排除するのに効果的だと言われています。これにより、虫歯菌の除去や、歯周病の予防にも働きかけます。
また、マスティックの大きな特徴は、悪玉菌にのみ働きかけるということです。

マスティックは胃がんの原因となる「ピロリ菌」に対しての細菌作用もあることから、ピロリ菌を抑制・除去する成分として広く知られています。
現在でも「胃炎や胃潰瘍、十二指腸潰瘍の鎮痛、胃ガンの予防・治療」など、多くの疾患に対して使用されています。

歯周病や癌が気になる人はマスティックを取ろう!

現在ではマスティック入りの歯磨きやガムが多く販売されています。
自分の口臭が気になったり、癌家系だから癌が怖い……といった人は、マスティックが配合された製品に注目してみましょう!

  • 1
PR