電子レンジやガスコンロの汚れが原因で出火する事故が相次いでいる。煮こぼれや油こぼれが生じた場合はこまめに掃除を。
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電子レンジやガスコンロの汚れが原因で出火する事故が相次いでいるとして、NITE=製品評価技術基盤機構が注意を呼びかけています。
国民生活センターに電子レンジからの発煙や発火に関する相談が5年間で700件近くも寄せられている。
電子レンジ発火の原因は庫内の汚れと加熱のしすぎによるものです。
ここ数年で、電子レンジの発火や発煙についての相談が700件以上も国民センターに寄せられています。
マイクロ波の出口カバーに食品カスが付着したまま加熱すると、その部分にマイクロ波が集中し、発煙・発火することがありました。
ターンテーブルの付いた電子レンジの庫内には、側面にマイクロ波の出口がありカバーで覆われているが、ここが食品カスやソースなどが付着していると、汚れにマイクロ波が集中して高熱となり発火する
冷めた焼き芋を温めすぎると燃えだします。とくに注意はイモなどの根菜類と中華まんです。いずれも水分が少なく、加熱しすぎると焦げて発火に至ります
発火してから開けてしまうと酸素が入るので延焼します。
電子レンジの原理は、簡単にいうと、 「マイクロ波」により「水」を振動させることにより発熱させる「マイクロ波加熱」によるものです。
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