離婚したら不動産って?

離婚と不動産の関係

オサコ☆ さん

11 PV

離婚することになったけど...

離婚が決まった夫婦、住んでいる家等不動産関係は離婚することによりどういった問題がでてくるのでしょうか?

財産分与とは

財産分与とは、夫婦が婚姻生活を送る間に協力して形成した財産(共有財産)を、夫婦それぞれの貢献度(寄与度)に応じて、配分することをいいます。

不動産そのもののようなプラスの財産はもちろん、住宅ローンのようなマイナスのものも財産分与の対象になります。

夫婦と連名で不動産購入をしていた場合

離婚の際に夫婦で分け合うこととなる「財産分与」の対象となるのは、婚姻中に取得した全ての財産というわけではなく、婚姻中に「夫婦が協力して取得した」と言える財産(共有財産)に限られます。

夫婦が連名で買った不動産は離婚するとどのようになりますか?

①残存ローンがない住宅の財産分与

この場合は、

a)売却して代金を分ける
b)夫婦の一方が不動産を所有する
c)持分を決めて元夫婦の共有としたうえで、不動産分割請求を行う
という方法をとることが考えられますが、一般的にはaかbの方法をとるのが、最も負担が少ないと言えるでしょう。

夫婦が連名で買った不動産は離婚するとどのようになりますか?

②残存ローンがある住宅の財産分与

この場合は、

a)売却して利益が残ったらそれを分け、ローンが残ればマイナスの財産分与として二人で払う。
b)どちらかの単独所有にして、所有者が残りのローンを引き受け、価値を精算する。
という方法をとることが考えられます。

夫婦が連名で買った不動産は離婚するとどのようになりますか?

連帯保証人と連帯債務者

たとえば夫がローン契約者で妻が連帯保証人だったとします。
数年後、夫婦が離婚し、夫がもしも返済できないとなると、連帯保証人の妻に返済請求が来ます。「離婚したから関係ない」ということにはならないので注意が必要です。しかし、離婚したからとはいえ連帯保証人を抜けることは基本的に難しいです。

一方連帯債務者というのは上記の保証人とは違い、借りた人と全く同じく支払責任を負う立場です。夫婦の共有名義でローンを組んだ場合、夫婦で連帯債務者になります。

夫婦で共有名義、連帯保証人になってる場合、離婚する際に家を売却してしまうというのも良い解決策かもしれません。

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