英語でリノベーションは「革新、刷新、修復」を意味していて、今あるものから+αで新たな機能や、価値を向上させることを指します。

つまり中古マンションや、中古の戸建てを最新のものに生まれ変わらせることが出来るということですね★

例えば耐久性や耐震性を高めるために壁の報酬工事を行ったり、家族が増えたことに合わせて間取りを広々としてものにするなどがリノベーションに当たります。

リフォームは、基本的に壊れていたり、汚れていたり、老朽化しているものを直したり綺麗にすることを指します。

マイナスからゼロの状態に戻すための工事が多く、例えば外装の塗り直しや、キッチンの設備の変更、壁紙の張替えなどが該当します。

現在ではリノベーションとリフォームの違いは曖昧になってきていますが、2つの言葉は主に①工事の規模と②住まいの機能性③資産価値④工事費用の4点で違いがあります。

設備の変更や修繕など、システムキッチンやユニットバスの入れ替えや壁紙の張替え程度の比較的小規模な工事は「リフォーム」となります。

一方、間取りの変更、水道管・排水管・冷暖房設備の変更など大規模な工事は「リノベーション」に分類されます。

新生の時と同等か以下の性能になるのが「リフォーム」となります。
一方、「リノベーション」は新築の時以上の性能にすることを言います。

また、最近では住宅にオフィススペースを設けたり、オフィスビルを住宅用に改修するなど、用途の変更が伴うことを「コンバージョン」ということがあります。

住宅の性能性でも書いた通り、リフォームでは住宅の性能は新築の時と同等か以下にしかなりません。なので、物件の資産価値は下がってしまうと言えるでしょう。

一方、リノベーションの場合、新築時より住宅の性能は向上します。なので付加価値がプラスされ、リフォームした物件を比較すると資産価値が高いということになります。

工事の規模が違うので、もちろんかかる費用にも差が出てきます。

工事内容にもよりますが、リフォーム工事の相場はマンションで300万～400万円、戸建てでは400万～500万円ほどが多いようです。


一方リノベーションの場合、マンションでは700万～1,000万円、戸建てでは1,000万～1,500万円ほどが多いです。

【メリット】
★自由に設計できる

これまでは住宅に合わせて人間が生活スタイルを変えていたものが住宅が人間の生活スタイルに合わせて変わっていくという形になってきます。

内装に強いこだわりがあり、自分たちの生活スタイルに合わせて変更したいのであれば「リノベーション」がおすすめ！

間取りを変えて広々としたリビングを作ったり、システムキッチンを設置するなど、生活スタイルにあった住宅の実現が可能です。

★物件の選択肢が増える

希望する居住エリアで、希望の条件と合う家を探すのは大変ですよね。
特に人気が集中する都心部では物件価格高騰の影響もあり、条件を諦めるなど妥協しなくてはいけない点が多いです。

しかし、最初からリノベーションを前提として考えれば、中古の住宅なども選択肢に入ります。さらに新築の物件を購入するよりも価格が安くなるため、そのぶんリノベーションに予算を充てることも可能です。

リノベーション会社を選ぶポイントや、リノベーションを行うメリットなど、これからリノベーションをしようと考えている人に役立つ情報をピックアップしているサイトです。