「月末のクレジットカードの支払いのためにお金がどうしても必要」
「家賃支払いを滞納してしまっていて今月もし遅れたら出て行くように言われてしまうかも…」
長い人生、お金がなくてどうしようもない！という状況になってしまうことはあるものです。
今回は「どうしてもお金があと◎万円必要！」という状況で選択できる方法として「不用品を得る」方法と、「お金を借りる」という方法の2つのついて解説させていただきます。

家の中でほこりをかぶっているゴルフグッズ、もう使わなくなったブランドバッグなど、あなたにとっては価値のないものでも他の人にとってはとても価値のあるものというものがあります。

こうした不用品を売ってお金に変えることは最近では非常に簡単になっています。不用品を得ることができる場所としては「ヤフオク」と「リサイクルショップ」の2つが代表的です。

ヤフオクはヤフージャパンのIDの取得さえすれば15歳以上の人なら誰でも簡単に利用することができますよ。

少し前までは「不用品を売ってお金に変える」ことはハードルかなり高いことでした。フリーマーケットなどで売るためには場所代の負担や不用品を会場まで運ぶ必要がありましたし、友人などに売る場合には「あいつお金に困ってるのかな？」なんてうわさを立てられてしまうリスクもあったためです。

ですが、近年ではヤフーオークション（ヤフオク）の普及によって不用品を売ってお金に変えるのが非常に簡単になりました。

ヤフオクには世界中からたくさんの人が参加していますのであなたの不用品も売れやすいですし、誰にも知られずに最低限の手数料を負担するだけで不用品を得ることが可能です。

お金がどうしても足りないときの解決策の一つとして「ヤフオクによる不用品の売却」は選択肢に入れておくと良いでしょう。

お金が足りないときにはリサイクルショップで不用品を得るのも良い方法です。

ただし、その際には「業者に買い叩かれてしまう」というリスクは理解しておく必要があります。

解決策としては「たくさんの業者に見積もりを出してもらって、一番高い値段を出してくれたところに売る」ということが考えられますが、リサイクルショップを１店舗ずつ回って交渉するのは大変です。

そのためにはインターネット経由で依頼できる査定サイトを活用すると良いですよ。

売りたいものの情報について、一回の入力作業をするだけで複数の業者から見積もりを出してもらうことができるので効率的です。

もう1つの金策方法はずばり「お金を借りる」という方法です。お金を借りるときには「誰から借りるか」によって気をつけておくべきことが違います。

消費者金融などでキャッシングやカードローン（意味はどちらもほぼ同じです）を利用するときには返済期限や利息についてしっかり理解しておくことが大切です。

知人や家族からお金を借りるときには信頼関係を損ねてしまわないように借用証書（お金を借りましたよという契約書）や利息の定めをしっかりと行っておきましょう。

最も手間や時間が少ないのはやはり「お金を借りる」という方法。

最近では消費者金融や銀行のキャッシングサービスも非常に使いやすくなりました。

さらに、初めてお金を借りるときには「30日間無利息サービス」などを行っている金融機関も多いです。

こうした金融機関を利用すれば利息の負担をすることなく当面のお金を工面することが可能です。

ただし、金融機関からお金を借りるときには返済期限を過ぎたときには延滞料を支払う必要がありますし、どうしてもお金を返せないというような状況になったときには最悪の場合給料口座の差し押さえなどの措置をとられてしまうこともあります。

キャッシングを利用するなら「返済期限までに必ず返す！」という気持ちと計画的な利用が絶対条件になります。

「親しい中にも礼儀あり」といわれることもありますが、お金の貸し借りに関しては他人から借りるとき以上に気を使う必要があります。

身内からお金を借りる場合には、お金を貸してくれるその人との人間関係や親族間でのあなたの評判といったことについても考慮しておく必要があるためです。

相手にとっては「余っているお金」であったとしても、お金を貸している間はそのお金はまったく使うことができなくなりますし、あなたから本当にお金が返ってくるかどうかを気にしながら生活をする必要があるのです。

そのような不便や心理的な負担に対しては「利息」という形で対価を支払うのがマナーとして必要になります。

利息に関しては「相手から言い出す前に」お金を借りる側から言い出すべきものと考えておきましょう。

こちらから申し出た上で相手側から「利息なんて水臭いから必要ないよ」という話をしてくれるのであれば利息は免除されたものと考えても問題ないでしょうが、あなたの方から「身内だから利息なんて支払う必要はないでしょ？」という態度を取ってしまうのはマナー違反と考えておくべきです。

いかがでしょうか。身内の人からお金を借りるときには今後の付き合いやマナーについても考える必要がある分、精神的な負担が大きくなることは間違いありません。

消費者金融などの「他人」からお金を借りる場合にはこのような心理的な負担は感じる必要はないものの、その分返済期限は厳密に守らなくてはなりませんし、利息の負担も大きくなります。

経済的な負担を少しでも小さくするなら身内からお金を借りるのが最も適切ですが、このような「他人から借りるときには感じる必要のない心理負担」というコストがあることも知っておくと良いでしょう。