最近見かけるこのマークはいったい・・・?プライバシーマーク

最近見かけるこのマークはいったい・・・?

酒井健吾 さん

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プライバシーマークといいます!!

通称Pマークと呼ばれていますが、これは私達の個人情報を守ると言う意味ではとても重要な物になります。
個人情報とは、氏名や生年月日など特定の人を識別することが出来る情報の事を指します。
そこから、住所やクレジットカードの番号などが特定されてしまうこともあります。
こうしたことが起こらないようにするために、近年、個人情報を保護しようと言う働きが、とても活発になっています。
プライバシーマーク制度も、その働きの一つです。
これは、個人情報を大切に取り扱う事業者である、と言う事を明確にし認められた事業者のみ使用することが出来るマークなのです。


プライバシーマークには、2年間の有効期間が設けられているので2年ごとに更新する必要があります。
また、プライバシーマークを取得することが出来れば、マークを事業者の宣伝広告やホームページ・封筒や名刺などに表示することが出来るため、大きくアピールすることが出来ると共に、顧客の信頼も得ることが出来ます。
その企業を利用する側は、個人情報の保護を推進していると言う事が明確に分かるため、安心して利用することが出来ます。
ただし、マーク取得後はより一層、個人情報の管理に努め、漏えいすることが無いように管理体制を強化していく必要があります。
もしPマークを取得していながら個人情報を漏えいするようなことがあれば、Pマークの一時停止と言った処分が下ることもあります。



まずセミナーに参加しよう!!

社内にプライバシーマークやISOの運用経験者がいた場合はその人を中心に取り組んだり、
知り合いですでに取得経験のある人がいればその人に頼ったり。
でもそう都合よく人材がいたりツテがあったりする会社ばかりではありませんよね。
そのような会社の多くは、まずプライバシーマークのセミナーに参加してみることが多いようです。
せっかく貴重な時間を使って参加するからには、しっかりと自分にあったセミナーに参加したいですよね。
実際にプライバシーマーク取得に携わり、セミナーに参加した経験のある著者が
プライバシーマークセミナー選びのポイントをご紹介します。



プライバシーマークを取得するためのルールは、はじめて取り組む方には複雑です。
開催者によっては、「ある程度理解している人」を対象にしていたり、
「分からないことは調べてください」とばかりに専門的な言葉が飛び交うところがあります。
特に公的な機関が開催しているセミナーにこういった傾向があるようです。


一口にプライバシーマークのセミナー講師といってもさまざまな人がいます。
プライバシーマークの規格は法律のような文言になっており、
解釈する人によって理解が分かれるところもあります。
コンサルティングやセミナーの実績数、多くの業種への対応経験の有無などに
よってスムーズに取得できるかが変わってきます。

そのセミナーのコンセプトは重要です。
運用の手間を少なくしてできるだけ作業負荷がかからないことを望んでいるのか、
もしくは多くの個人情報を取扱うため多少の手間がかかってもしっかりした対策を
行っていきたい等の「ゴール地点をどこに設定しているか」。
これが自社で取り組む際の考え方とあっているかを確認してみるといいでしょう。


プライバシーマーク取得までの道のり(東京都・システム開発)

弊社は2005年にISO9001、2006年にPマーク、2011年にISO27001の認証を取得しました。
ISO9001を取得した時は、異業種のコンサルタントの方に簡単なアドバイスを受けましたが、ほとんど自力で構築しました。
構築期間は約1年間かかりましたが、ここで積上げたノウハウは後のPマークとISO27001を取得する上で大変有効に活用できました。
Pマークの構築開始から認証取得まで1年半ほどかかったことは想定外でした。
これは個人情報保護法施行によるPマークブームが起きて、審査員の数が足りないため、審査待ちの時間がかかったことが原因でした。
この時に審査員を大量採用したことで、審査員教育が行き届かずに、その力量の差も大きいように感じました。



非営利団体(兵庫県)の会社の取得の感想(プライバシーマーク体験談)【コンサル利用】

ある日、代表理事からプライバシーマークを取得しようと思っていると言う相談を受けました。
相談と言うよりも実際にはすでに決まっていたことで、それを取得するのを私に任せたいと言うことです。
取り替えず、そのプライバシーマークがあれば、世間的な信用は増し、より多くの共働きの家庭を救うことが出来ると考えたのです。
ただ、このプライバシーマークはどこで取得したらいいのか、どうやって取得したらいいのかわかりませんでしたが、代表理事に聞いてみたところ、プライバシーマークの取得を専用にやっているコンサルがあるということで、話を聞いてみたところ、条件さえしっかりと整えておけば決してプライバシーマークを取得をすることは難しくはないと言うことでした。
ただ、それ相応のお金もかかるということでしたが、今後の事業展開を考えるとそれもたいした金額ではないと言うことでした。
結果的にプライバシーマークがとれて良かったと言うのが感想です。


広告業(広告代理業)(岡山県)の会社の取得の感想

広告代理業というのは、地元の企業にとっては、とても必要としている企業が多いので、わが社の需要も高まってきました。
そのため、顧客管理をしなければいけない数が増えてきました。
コンピュータと書類で管理をしているのですが、顧客情報の管理が徹底されているとは言い難い状況にありました。
というのは、コンピュータはウイルスに侵入されることもありましたし、書類を紛失したことも何度もあります。
この状態では、顧客情報をしっかり管理できる状況ではありません。
そこで、きちんとしたマニュアルを作るので、そのマニュアルを見てほしいと言われました。
後日、マニュアルを持ってきてくれて、社員全員で共有することにしました。
今までやれていなかった当たり前のことをやるだけで良いのがわかったので、社員はきちんとやり始めました。
今までいい加減だった顧客情報管理が徹底できたことで、私の会社でもプライバシーマークを取得することができました。
私の感想としては、当たり前のことをきちんとすることを社内フローに組み込むことができて満足です。

金融業(北海道(札幌))の会社の取得の感想

金融を扱っているので、多くの顧客がいます。
その顧客情報を会社で一括管理をしているのですが、セキュリティが十分とは言えないと思ったのです。
これでは個人情報保護がしっかりできないと思ったのです。
個人情報保護ができなければ、会社の存続に関わると思ったのです。
わが社の書類の管理は、とても雑だったので、誰かが持って行っても気づかないような状態だったのです。
管理方法を指導されましたが、ごく当たり前のことを言われたと思いました。
つまり、わが社では、当たり前のことができていなかったのです。
わが社の社員は、個人情報保護の重要性をしっかりと認識した上で、しっかりと行動をしてくれました。
その結果、なんとプライバシーマークを取得することができたのです。
私の感想としては、当たり前のことを当たり前にして、適切に記録を作成していけば個人情報を守ることができると思いました。

小売業(福岡県)の会社の取得の感想

ある日、会社側からプライバシーマークの取得についての話を聞きました。
プライバシーマークとは、何のことか知りませんでしたが、何でもそのプライバシーマークがあるとビジネス活動が有利に出来ると言うことです。
家に帰る途中にプライバシーマークについて調べて見たところ、一般財団法人である日本情報経済社会推進協会(通称JIPDEC)が、個人情報を正しく取り扱い出来ると判断を下した企業や事業者に与える制度だということです。
タダ、そのようにして審査に通したらいいのかわかりませんでした。
再び調べて見ると、どうやらコンサルタントの中にプライバシーマークをとることを専門にしている人がいるということです。
そこのコンサルタントにお願いをしてプライバシーマークをとってもらったところ、お客様の会社なら基準を満たしているので特に問題はないと言われました。
それから半年足らずでよいお返事が来ました。
費用は60万円ぐらいはかかりましたが、感想としては意外とあっさりとれたなと言う感じでした。結果が出て良かったです。


リサイクル業(千葉県)の会社の取得の感想

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