『引越し』は、時間がかかるし、お金もかかる……なにより多大な労力が必要不可欠。

けれども、『引越し』には“ちょっとしたコツ（豆知識）”があって、それを知ってさえいれば、時間は短縮、お金も節約、労力だって抑えることができます。

『引越し』で苦労するのは、この“ちょっとしたコツ（豆知識）”を知らない人だけ。

――知恵は、チカラです。

そこで、『引越し』で役立つ“ちょっとしたコツ（豆知識）”をまとめてみました。

『引越し』の荷造りのとき、時間節約のためできるだけ荷物を軽くしようとして「これも持っていこうか？」「これは捨てた方がいいか？」など、いちいち考えている方がいますが、それだとどんどん詰め込む方法の数倍の時間と労力が掛かります。

荷物が必要か、不必要かを検討するのは、引っ越した後に考えるようにして、まずはダンボールに必要不可欠なものを詰め込むことが第一です。

また、どうしても分けて荷造りしたい場合は、「毎日使うモノ」「数カ月に一回」など、重要度を分類してダンボールに詰め込みましょう。

一見、すべてを引越し屋にゆだねてしまった方が安上がりな気がしますが、宅配を利用することで節約することができます。

しかしながら、この豆知識を利用する場合は、ちゃんと宅配のルールを知っておく必要あり。

宅配は「荷物の大きさ」「重さ」「距離」で運搬量が変化するので、なるべく重くないモノを選抜し、宅配で送るようにしましょう。

重い荷物……例えば本だとか、タンスだとか、それから精密機械だとか、そういったモノこそ引越し屋にまかせるべきです。

インターネットが主流のこの時代、ガスや水道よりもインターネット環境を優先させるという方も少なくないはず。

なかでも大学生になって独り暮らしを始める若い方なんかは、ほとんどの場合、インターネット回線工事を行います。

どうせインターネット回線工事を依頼するのであれば、引越しの折りに併せて依頼することで、引越し費用がほぼ0円になり、面倒な手続きもまとめてできて、それこそまさに一石三鳥。

【通常】
引越し希望者→仲介→大家

で契約を結ぶのを、あえて仲介を挟まず――

【豆知識】
引越し希望者→大家

で直接契約を結ぶ方法です。

現状、空き家・空き部屋が増えつつある時代ですので、いくら手間とはいえ、空き部屋があって、希望してくる人がいれば、ほとんどの大家はその人を何とか自分のアパートに住まわせようとします。

インターネット環境と多少の知識さえあれば、アパートの大家の電話番号は簡単に手に入りますので、できれば利用したい方法です。

ちなみに通常の方法で契約を結んだ場合、その仲介料は『一ヵ月分の家賃』。

上記の“仲介手数料を省く”方法を、より正当に行う方法です。

とりあえず、好みの部屋を見つけたら、そのオーナーと掛け合えるかどうかをチェックすることがポイント。

オーナーと掛け合うことができずに、そのまま契約すれば、何の得にもなりません。

けれども、オーナーと交渉して契約を結べば、それだけでエアコンをつけてもらったり、礼金を省いてもらったりなど、いいこと満載。

面倒でもほんの少しの手間で、契約内容が見違えるほど変わることもあります。