電磁波とは、電気と磁気の両方の性質をもつ「波」のこと。電気の影響が及ぶ範囲を「電場」といい、磁気の影響がおよぶ範囲を「磁場」といいます。この電場と磁場がお互いに影響しあって、電磁波の「波」がつくられているのです。
電磁波は一般に周波数(1秒間に生じる電磁波の「波」の数)であらわされ、いろいろな種類があります。
周波数の高いものから順に、(1)電離放射線(X線やガンマ線)、(2)紫外線、(3)可視光線(人間の目に見える光)、(4)赤外線、(5)電波(テレビ、ラジオ、パソコン、携帯電話から発生している電磁波)となります(→「電磁波の種類」イラスト)。
(5)電波にも周波数によっていくつかの種類があります。電子レンジ、携帯電話は「マイクロ波」と呼ばれる周波数の高い電波、高圧送電線から発生している電波は「低周波」と呼ばれる、周波数の低い電波です。
VDT症候群・電磁波過敏症・化学物質過敏症・慢性疲労症候群などと言われています。電磁波過敏症は、アレルギーのひとつとして広がりを見せています。アレルギーは複合的な影響が多く、汚染物質や飲食物からの有害物質の摂取が加わり、私たちは絶え間なく影響を受けています。
また、人間の免疫力の過剰な反応であり、それよりももっと微量で反応してしまう過敏症も増大しています。「何か調子が悪い」と医師の診断を受けても、具体的な病名が指摘されないのが現状ですが、私たちはこんな症状を防ぐための予防処置」が必要なのです。
電磁波により、体が酸化してしまうことで、老化や病気の原因となりうる可能性があります。電磁波は、体に吸収されてしまうエネルギーですので、全く影響がでないことはないのです。
電磁波を受けることによってカルシウムの代謝がうまくできず、体全体の細胞の機能が乱れてしまうのです。
自律神経系や海馬などの情緒や記憶を司る中枢に影響して、セロトニンなどの物質が増加します。セロトニンは「眠気を誘うホルモン」です。
甲状腺の細胞や性ホルモンにも影響があります。ラットの実験においては、精子の数が少なくなることが明らかになっているようです。
iPhoneの「法律に基づく情報」内の「高周波曝露」には、「人体から5mm以上離してください。」と記載がなされています。
検査時と同じレベルの安全性をキープするには、人体から5mm以上離して使用してください、ということですが、通常私たちが通話する際、耳に触れない状態での使用は不自然ですよね?
かなり注意深く読まないと、私たちはこうした記述に気が付きません。
電磁波の研究はまだ日が浅く、最終的に危険と結論付けられてはいませんが、「危険」を示唆する報告や記述があることも事実です。
総務省も「リスクを上昇させるとは言いきれないが、極端に長時間の使用は避けるのが賢明では」としていますので、私たちはこれらを理解し、より安全・安心な選択をしていかなくてはなりません。
総務省は、携帯電話から出ている電磁波について人体への影響を考えて検査の基準を見直すことを発表しました。
現在、携帯電話など耳の近く(側頭部)で使用する無線機器には、電波の安全性確保の観点から比吸収率(SAR)の許容値が規定されているが、人体胴体に吸収される電磁波にもBody SARが規制されます。
iPhoneなどの各種スマートフォンやタブレット端末など、音声通信以外の用途で利用する無線機器が普及し、体の頭部以外の部位に近づけて使用することが増えてきたことと、テザリングのため、携帯電話回線を使ったデータ通信と他の機器との間の無線LAN通信など同時に複数の電波を発射する機器が増えたことで、安全性を担保する必要があるとしています。
現在のところ、特に勧告はされていませんが、日本の携帯電話が安全というわけではありません。
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