総務省は、携帯電話から出ている電磁波について人体への影響を考えて検査の基準を見直すことを発表しました。
現在、携帯電話など耳の近く(側頭部)で使用する無線機器には、電波の安全性確保の観点から比吸収率(SAR)の許容値が規定されているが、人体胴体に吸収される電磁波にもBody SARが規制されます。
iPhoneなどの各種スマートフォンやタブレット端末など、音声通信以外の用途で利用する無線機器が普及し、体の頭部以外の部位に近づけて使用することが増えてきたことと、テザリングのため、携帯電話回線を使ったデータ通信と他の機器との間の無線LAN通信など同時に複数の電波を発射する機器が増えたことで、安全性を担保する必要があるとしています。
現在のところ、特に勧告はされていませんが、日本の携帯電話が安全というわけではありません。