意外と知らない?オリンピックの歴史

古代から現代までのオリンピックの歴史や出来事をまとめました。

riariatantan さん

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・柔道とバレーボールが正式種目に加わった。
・最終聖火ランナーをつとめたのは、広島に原爆が投下された昭和20年8月6日に広島市近郊で生まれた早稲田大学の坂井義則だった。
・ウエイトリフティングの三宅義信が、10月12日、日本の金メダル第一号となる。
・レスリングで日本勢が金メダル5個を獲得する大活躍。
・遠藤幸雄を中心に、男子体操陣も金メダル5個を獲得。
・マラソンの円谷幸吉が銅メダルを獲得。エチオピアのアベベがオリンピック2連覇を達成した。
・4階級が行われた柔道で、日本は3階級を制覇。しかし無差別級ではオランダのアントン・ヘーシンクが優勝し、日本の4階級制覇を阻む。
・バレーボール女子の決勝戦、「東洋の魔女」と呼ばれた日本がソビエトをセットカウント3対0で下し金メダルを獲得。
・日本の金メダル獲得数は16で、アメリカ、ソビエトについで3位となる。
・10月23日夜、女子バレーボール決勝戦のTV視聴率は85%にも達したといわれる。

第21回 モントリオール大会(カナダ) 1976年7月17日~8月1日

人種差別問題など、国際的な政治問題の続発で参加国が激減する。116の国と地域がエントリーしたものの、最終的には92の国と地域の参加にとどまった。

第22回 モスクワ大会(ソビエト) 1980年7月19日~8月3日

・79年12月、ソビエト軍のアフガン侵攻に対する制裁措置として、アメリカのカーター大統領がモスクワオリンピックのボイコットを表明。
・日本は多くの選手、コーチが参加を訴えるなか、5月24日に開かれたJOC臨時総会において不参加を決定。
・西側諸国が不参加の中、全204種目中でソビエトが80個、東ドイツが47個という大量の金メダルを獲得する。

第23回 ロサンゼルス大会(アメリカ) 1984年7月28日~8月12日

モスクワ大会の報復として、ソビエトや東欧諸国など16の国と地域が参加をボイコット。

第24回 ソウル大会(韓国) 1988年9月17日~10月2日

陸上男子100メートルでカナダのベン・ジョンソンが9秒79の驚異的な世界記録で優勝する。しかしそれから2日後、ジョンソンのドーピングが発覚し、金メダル剥奪、記録抹消という事態に。

第25回 バルセロナ大会(スペイン) 1992年7月25日~8月9日

・東西冷戦の終結もあり、史上最大規模の平和の祭典に。
・14歳の岩崎恭子が女子水泳200メートル平泳ぎで金メダルを獲得。「今まで生きてきた中で一番シアワセ」の名言を残す。

第27回 シドニー大会(オーストラリア) 2000年9月15日~10月1日

・1956年メルボルン大会以来、44年ぶり2度目となるオーストラリア、南半球でのオリンピック開催。
・女子マラソンで高橋尚子が日本陸上界64年ぶり、女子としては史上初の金メダルを獲得。大会後には国民栄誉賞が授与された。

4.21世紀のオリンピック

第28回 アテネ大会(ギリシャ) 2004年8月13日~29日

1896年に行われた第1回近代オリンピック競技大会以来、108年ぶりにアテネで行われた。

・陸上競技男子ハンマー投げでは、当初金メダルを獲得した選手が薬物違反で失格。2位だった室伏広治が繰り上げで金メダルを獲得した。
・女子マラソンで野口みずきが前回大会の高橋尚子に続いて日本人による連覇を達成。
・水泳・競泳で北島康介が男子平泳ぎ100m、200mの2種目を制し、日本競泳史上初となる1大会個人2種目制覇を達成。女子800m自由形で柴田亜衣が金メダルを獲得。
・体操男子団体で日本が1976年モントリオール大会以来28年ぶりとなる金メダルを獲得。
・この大会からオリンピック種目となったレスリング女子フリースタイルでは55kg級の吉田沙保里、63kg級の伊調馨が金メダルを獲得。
・柔道では男子60kg級の野村忠宏が前人未到の3連覇、女子48kg級の谷亮子が2連覇を達成するなど金メダル8個を獲得。

第29回 北京大会(中国) 2008年8月8日~24日

中国で初、アジアでは1988年ソウル大会以来20年ぶり3回目の開催。2001年の開催地決定以来、国家をあげて選手強化を行った中国が初めてメダル獲得数で1位になる。

この大会をもってオリンピック種目から外れることになっていた野球とソフトボール。日本は、野球では3位決定戦でアメリカに敗れ4位。一方、ソフトボールは決勝でアメリカを下し、初の金メダルを獲得した。

第30回 ロンドン大会(イギリス) 2012年7月27日~8月12日

1908年、1948年に次ぎ、ロンドンは史上初めて3回目のオリンピック開催都市となった。

日本は金7個、銀14個、銅17個、計38個のメダルを獲得。2004年アテネ大会の37個を上回る史上最多記録となった。

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