最近脇汗から甘い匂いがするのでググってみたらストレスだのダイエットのしすぎだの糖尿病だのとろくな結果が出てこなかった
「そもそも汗をかく発汗機能は、男性ホルモンによって活発になり、女性ホルモンで発汗を抑えられ、調節されています。しかし、子どもを産むと、ホルモンバランスが崩れて一時的に女性ホルモンが低下し、男性ホルモンが優位になるので、一時的に汗かきになるのです。これを『産褥期多汗』と言うんですよ」
ちなみに、「産後に太って、汗かきになった」なんて人もいるが、太った人の場合は、皮下脂肪が厚いため、皮下脂肪に覆われて熱が体内にこもってしまい、体温調節するために汗をかくということらしい。
産後半年くらいは,妊娠に向けて変わったホルモンバランスが,また元に戻ろうとする時期なので,体質は変わるのは当然です。
髪の毛がごぞっと抜けたり,汗をかきやすくなり,そのにおいが変わるものホルモンバランスの影響が大きいと思われます。
出典 OKWAVE
食事をすると体がじんわりと暖かくなることを、「食事誘導性体熱産生」といいます。体が口から取り込んだ食糧を消化し始め、内臓が動き始めます。
この運動から発せられる熱が体温を上げるのです。
入院した経験のある方ならばご存じですが、朝の検温は早朝行われます。
まだ目も覚めやらぬ時間帯に看護師さんが巡回してきますね。これは食事や運動に影響されない状態の基礎体温を調べたいからです。
食事誘導性体熱産生は食事の開始したタイミングからスタートし、約1時間後にピークを迎えます。
そして、その後ゆっくりと元の体温に戻ります。
この曲線は、若ければ若いほど、そして筋肉量が多ければ多いほど振れ幅が大きいのだとか。
「代謝がいい人は、食事をすると汗が出る」―この表現は、正しくもあり、間違いであるともいえるでしょう。
摂取する食品に影響され発汗することを「味覚性発汗」といいます。先に挙げた食事誘導性体熱産生と同時に、食品から受ける刺激が加わることで更に汗が出てしまう状況に陥るのです。外出先での食事の際、「汗が気になる」と自覚されている方はメニューを吟味する必要があります。
どんな食品に自分が反応するのか、日頃から意識するようにしておいてください。
辛い物、熱い物、酸っぱい物…自分の体質を理解しておけば、今日は汗をかいてはだめ、というタイミングもうまく乗り切ることができます。
発汗をうながす食品を避けるとくに避けたいのは、刺激の強い食品や、冷たい飲み物です。
辛すぎる食事や甘すぎる食事、カフェインやアルコールの摂りすぎは、神経を刺激して発汗をうながすのでほどほどに。
冷たい飲み物は体を冷やしてしまい、発汗をうながす原因になるので、常温もしくは温かい飲み物を摂るようにしましょう。
アポクリン汗腺はわきや耳道、陰部などの特定の部位のみに分布している。性ホルモンによる調節のもと、水分とともに脂質やタンパク質などを含む汗をつくり、毛穴を通して皮膚表面に排出している。
アポクリン汗腺でつくられる汗はもともと無臭だが、毛穴に常在している細菌が汗に含まれている脂質やタンパク質を分解することにより、臭気を発する。いわゆるわきが(腋臭症)や加齢臭の臭いの原因となる。
成分: 水やタンパク質、脂質、鉄など 。
特徴: エクリン汗腺に比べネバネバした感じ。本来は無臭。
美容の観点で言えば、汗は角質層に適度な水分を補給したり、外部からの細菌を防いだりする役割を担っている。しかし、この汗も時と場合によっては「招かれざるもの」になっているのも事実なのだ。
脇汗の原因には、遺伝的にワキガなどの体質によることもあります。
遺伝的な体質が原因の場合、症状を軽減させることは可能ですが、完治させるには医療機関での治療が必要となります。
この汗腺は思春期以降に発達します。
思春期以降に毛が生えてくるような場所に分布しています。
一番多いのは脇ですが、乳輪周り、へそ周り、陰部などにも存在します。
アポクリン汗腺
水分も分泌しますが、タンパク質や脂質といった
雑菌のえさになりやすいものも分泌するため
腋臭症などのにおいの原因になりやすい汗腺です。
このうちアポクリン汗腺のほうは優性遺伝であることがわかっています。
よって両親のどちらかが腋臭症の症状があれば
50パーセントの確率で子供も腋臭症を発症します。
アポクリン汗腺の発達は思春期以降におこるので幼少期は
大丈夫でも成長してから気になってくるという場合は
アポクリン汗腺が原因の場合がほとんどです。
エクリン腺は、全身に200~500万個あると言われ、汗を出す「能動汗腺」と汗を出さない「不能汗腺」に分けられます。
汗の量は、「能動汗腺」の数に依存しており、平均能動汗腺数は気候と関係があり、ロシア人では180万個、日本人で約230万個、フィリピン人で280万個とされています。寒い国で育つと汗を出す能動汗腺の数が少ないことがわかります。
熱帯地方に住んで一年中暑さにさらされている人のほうが日本人より汗が少ない.これはあくまで環境要因によるものと考えられ,人種間による汗の量や質に大きな差はないと思われる.