卵巣欠如、癒着・閉塞、卵巣腫瘍・卵巣がんなど、卵巣異常を抱えている場合です。
また、クラミジアなどが原因になることも多く、癒着、閉塞が引き起こされ、精子が卵管膨大部まで辿り着くことが困難になり、妊娠しにくくなってしまいます。
妊娠が遅いと思ったら確認するべきポイント!!
妊活をしているけど、なかなか妊娠につながらない。
どうして妊娠しない理由はどこにあるのか?
知りたかった不妊の原因をわかりやすくまとめてみました。
本来は子宮の中にしかないはずの子宮内膜の組織が、卵巣や卵管など子宮以外の場所にできる病気で、子宮外で剥がれ落ちた子宮内膜が癒着を引き起こしてしまい、卵管などを塞いでしまうのが不妊の原因となると言われています。
子宮の入り口に何らかの問題があって、精子が正常に侵入出来なくなってしまいます。
体外受精で良質な受精卵を子宮に戻しても、着床ができない状態です。
ホルモンの異常で子宮内膜が充実しない場合と、子宮腔に問題がある場合があります。
女性が男性の精子を異物とみなし、排除する抗体を、抗精子抗体と呼びます。
本来であれば女性は受精の為に精子を受け入れることができますが、現在、女性に抗精子抗体がなぜ作られるのかについては解明されていません。
男性不妊症には、自然妊娠するのに精子の生成が不足している場合や、性機能障害などによって十分な精子を放出できない場合などがあります。
これらの原因となる既往症として、幼少期に発症しうる停留精巣や精索捻転、成人後に罹患しうる糖尿病や脊髄損傷、性感染症、精巣上体炎、ムンプス精巣炎のほか、癌治療として抗がん剤や放射線治療を行った場合などがあげられます。
また鼠径ヘルニアの手術や、避妊手術での精管結紮(パイプカット)を受けた場合、精巣癌などで後腹膜リンパ節郭清を行った場合なども、不妊原因となります。
かつては不妊治療は女性の問題として扱われることがほとんどでしたが、今では原因の40%が女性・40%が男性・両方に原因がある場合が20%と言われています。男性側の問題として、
(1) 精子の問題:数・運動率・奇形率・正常形態率などの問題
(2) 精索静脈瘤:陰嚢の静脈の拡張怒脹により造精機能低下
(3) ED(勃起不全)
などの原因が挙げられます。
男性に不妊に原因があるカップルが4組に1組、男女ともに不妊の原因があるカップルも4組に1組と、男性不妊が増加しています。
1.性機能障害
2.造精機能障害
3.精子機能障害
4.精路機能障害
中医学では、先天体質・過労・ストレス・過剰な性交渉・飲酒・生活習慣以上・環境不良などにより、不妊を引き起こすと考えます。
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