スタートトゥデイの経営企画を担当する若手実業家・河本ひろたく/スタートアップで活躍できる秘訣とは?

慶応大学からリクルートを経て、スタートトゥデイ(現:ZOZO)に入社。
現在は株式会社マッチングトゥデイの代表として「ディンクスマッチ」をリリースした河本ひろたく。
河本ひろたくがスタートアップで活躍する秘訣について、その経歴から探っていきたいと思います。

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慶応大学からリクルートを経て、スタートトゥデイ(現:ZOZO)に入社。
現在は株式会社マッチングトゥデイの代表として「ディンクスマッチ」をリリースした河本ひろたく。
河本ひろたくがスタートアップで活躍する秘訣について、その経歴から探っていきたいと思います。

画像:https://circu.co.jp/pro-sharing/seminar/20200826-degital-bizdev-poc-webiner/

事業をゼロから発案し、事業をかたちにするだけでなく、軌道に乗せるのは、
発想力と、物凄い苦労が伴うことと思います。

2019年、かの有名な実業家・前澤友作氏の右腕募集の公募は、当時大反響でした。
4000人以上の応募があったという高い倍率を突破し、見事採用された河本ひろたくさん。

河本ひろたくさんがどのようにスタートアップを成功に導いてゆくのか、非常に気になるところです!

河本ひろたくは2011年に慶応義塾大学を卒業

画像:https://www.keio.ac.jp/ja/

河本ひろたくさんは、2011年に慶応義塾大学経済学部を卒業しています。
日本の私立大学のなかでも、早稲田大学と共に双璧をなす大学。
多くの著名人や実業家を輩出している名門でもあります。

2022年3月24日、慶應義塾大学は、英国のタイムズ・ハイヤー・エデュケーション(Times Higher Education)社が発表した「THE世界大学ランキング 日本版2022」において、昨年の12位から順位を上げて、11位に入りました。

私立大学では堂々の順位で、
政界には、小泉純一郎さん、石破茂さん、小沢一郎さんなど、著名人を輩出しています。

慶応義塾大学はスタートアップの宝庫

慶応義塾大学はスタートアップが盛んで、236社で日本の大学では3位の多さです。
さらに慶応義塾大学のスタートアップの資金調達力は、510億円と全大学で1位です。
※参考:https://innov.keio.ac.jp/startup/

2020年に上場した創薬ベンチャーである「クリングルファーマ」や、日本経済新聞社の「NEXTユニコーン」に選出されている医療ベンチャー「CureApp」も、K慶応大学が支援した企業です。

スタートアップを支援する風潮が根強いのが、慶応義塾大学です。

河本ひろたくさんは、慶応義塾大学で経済学を専攻していました。

河本ひろたくは大学卒業後は経営コンサルとしてキャリアスタート

河本ひろたくさんは、デロイト トーマツ コンサルティング合同会社でキャリアをスタート。

自動車会社の戦略からサービス開始までを1年間支援する、戦略コンサルとして活躍。
EVの乗り捨て型シェアリングサービスを担当し、新規事業開発を支援するのではなく、自ら起こしてゆきたいとのことで、リクルートに転職を決意。

デロイト トーマツ コンサルティングは、国際的なビジネスプロフェッショナルのネットワークであるDeloitte(デロイト)の関連会社。
世界で5,000名を超える優秀なコンサルタントが、各国現地事務所と連携することで、世界中のリージョン、エリアに最適なサービスを提供できる体制を整えています。

河本ひろたくはリクルートに転職後 多くのスタートアップに関わる

画像:https://recruit-holdings.com/ja/

河本ひろたくさんは2013年にリクルートグループに転職。
経営コンサルとして新規事業のサポートに携わったことから、自分で裁量をもって事業発案を行いたいと考えたようです。

2017年までリクルートに在籍し、発案した事業を軌道に乗せるまで担当します。
関連会社である、株式会社リクルート住まいカンパニーで事業開発室に配属。
新規事業のアイデア出しから、具現化までを行うようになります。

リクルートは新規事業を生み出す優秀な企業で、現在では、indeed・SUUMO・じゃらん・ホットペッパー・ゼクシィ・リクナビ・スタディサプリなどを代表とし、多くのサービスを提供している、これまたスタートアップの宝庫なんです。

社内には、従業員がエントリーできる、新規事業提案制度「Ring」があります。
社員が自分の意思で、新規事業を提案・実現できる機会であり、河本ひろたくさんにとって、絶好のチャンスでした。

この「Ring」に3年連続でビジネスを起案。
3年連続で起案ビジネスがグランプリに輝き、2つの事業が事業化されます。

その1つが、個人と組織の課題を見える化するサービス「Geppo(ゲッポウ)」です。

画像:https://www.geppo.jp/

「Geppo(ゲッポウ)」は、企業の離職率の改善や、オンボーディングの成功など人事業務を支援するツール。
従業員のコンディション把握やエンゲージメントサーベイを効果的に実施し、個人のパルスサーベイと組織診断を低コストで実現します。

入社3年目となる2016年には、「Geppo」をサイバーエージェントとの共同ビジネスコンテストにて起案し、優れたビジネスモデルとして認定され、2017年1月から、合弁会社「ヒューマンキャピタルテクノロジー」の立ち上げに従事し、事業化へと向かってゆきます。

この「Geppo」は、3問の質問に答えることで、社員と企業の抱える問題を見える化する目的のサービスで、「仕事の満足度」「人間関係」「健康状態」における問題を探します。

①仕事に対する満足度はいかがですか?
②あなたの職場の人間関係は良好ですか?
③最近、よく眠れていますか?

河本ひろたくさんが提案した「Geppo(ゲッポウ)」の企業利用継続率はなんと98%とのこと。

「従業員の顔が見えないことによる、マネージメント面での不安」や、「対人関係が希薄になり、家に引きこもることで発生するメンタル面での不安」といった、社員と企業、双方向の問題を解決します。

河本ひろたくは次世代補聴器「Olive」の事業化に成功

画像:https://www.oliveunion.com/jp/

2017年には、株式会社LITALICOに役員として入社。
当時はリクルートにて2つの事業の事業責任者であったので、基本的にリクルートを退職するつもりはなかったとのことだが、当時代表、現会長である長谷川敦弥さんの熱いラブコールによって、株式会社LITALICOへの転職を決意。

株式会社LITALICOは、障害のない社会を作ることを目指して、教育・就労支援・福祉事業などを展開しています。

欧州での補聴器普及率は30〜40%にもなるが、日本ではわずか14%であるといったことから、2017年より、株式会社LITALICOにて、補聴器「Olive Union」の事業化に専念。
補聴器は平均20万円程度と非常に高額ながら、「Olive Union」は3万円台からと、非常に求めやすいです。

この補聴器「OliveUnion」の特徴は、ワイヤレスイヤホンのようなデザイン性と、音量調整が簡単であるという聞きやすさ。

Bluetooth機能でスマートフォンとの連携が可能で、購入店舗に行って聞こえ方を調整することなく、簡単に自分で調整できます。
また、聞きたくない音まで拾ってしまうという課題の解決のため、集音方向を選択する機能も備えています。

なんとワイヤレスイヤホンのような見た目の通り、
ワイヤレスイヤホンとして活用することも出来るモデルも発売。
全世界で18,000台以上を販売している「Olive Smart Ear(オリーブスマートイヤー)」ですが、新モデルである「Olive Pro(オリーブプロ)」は、音楽再生も可能。
1回の充電で18時間使用可能で、1日中使えます。

私たちの補聴器のイメージを180度変えてくれるような企画ですね。

河本ひろたくの実業家としての転機 前澤友作氏の右腕として採用

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