医療の進歩により、進行がんで根治を目指した治療ができなくても、がんを縮小させたり、症状を抑えたりしてがんとともに生きていくことが可能になっています
眼のステージ4でも諦めないで!末期癌治療を積極的にしているクリニック
癌のステージ4(末期癌)と言えば、諦めてしまう人もいるのではないでしょうか。
確かに癌の種類によっては治療は難しいですが、治療方法がないわけではありません。
今回は末期がん治療を積極的にしているクリニックについてまとめました。
治療の進歩にともなって、ステージの診断法が変わったものもあります。例えば膵臓がんは、遠隔転移やリンパ節転移がなくても周囲の血管やリンパ管に浸潤しているものはステージ4とされ、手術の適応とはなりませんでした。しかし、放射線や薬物療法により、腫瘍が小さくなると手術ができることがわかってきたため、新しいガイドラインではこうした段階のものはステージ3に変更されています
がんの種類や進行の度合いが同じ患者さんで、これまでどのような治療が行われているか。その効果と予後はどうか。
ほかの人のがんの治療法やその後の経過について聞く機会があったが、それが自分に当てはまるかどうか。
治験は新しい薬や新しい治療方法についての効果や安全性を確認して国の承認を得ることを目的に実施される臨床試験です。国立がん研究センターでは、国民に新しい薬や新しい治療方法が早く提供されるように、治験にも積極的に取り組んでいます。担当医から治験についての紹介を受けた場合、その参加についてもご検討ください。
江戸川病院では放射線治療診療を22時まで行っています。
当院では、就労者支援として、働きながらでもがん治療(放射線治療)を行える体制を取っております。
転移が確認されれば、病期はステージIVと判定
がんが大腸から離れた場所に転移している場合の病期は、ステージIVに分類されます。大腸に存在するがんを「原発巣」、転移しているがんを「転移巣」といいます1)。
転移巣は取り切れないものの、原発巣が原因で貧血、穿孔(腸に穴があくこと)、腸閉塞などを起こす恐れがある場合、原発巣だけを切除し、転移巣には化学療法や放射線療法を行います。
原発巣や転移巣の両方とも手術で取り切れない場合は、手術を行わず、化学療法や放射線療法を選択します。
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