治療の進歩にともなって、ステージの診断法が変わったものもあります。例えば膵臓がんは、遠隔転移やリンパ節転移がなくても周囲の血管やリンパ管に浸潤しているものはステージ4とされ、手術の適応とはなりませんでした。しかし、放射線や薬物療法により、腫瘍が小さくなると手術ができることがわかってきたため、新しいガイドラインではこうした段階のものはステージ3に変更されています