配合量や原料の品質、その他有効成分をチェック!
サプリメントを購入する際は、フコイダン配合量の多さ、原材料の品質の良さ、フコイダン以外に配合されている有効成分の3点に着目しましょう。すべて公式サイトの商品ページに書かれている情報です。ちなみに、これらを公表していない商品は、安全性が高いとは言えませんので、その点も踏まえて入念に確認してくださいね。
各メーカーによってさまざまなフコイダン食品が販売されていますが、フコイダン食品を選ぶ際にはその製品にどれくらいフコイダンが含まれているのかを確認する必要があります。簡単な話、フコイダンの含有量が50%しか無いものよりも80%あるものの方が純度が高いので、それだけ効果も得られやすくなるということです。もっというと、フコイダンがたったの10%しか含まれていないものであっても「フコイダンが含まれている」と言えてしまうので、やはりフコイダンの含有量・純度は確認した方がいいでしょう。
ちなみにフコイダンの含有量は85%以上のものがいいと言われています。
飲み方の目安としましては、空腹時がお薦めです。
空腹時は、からだがエネルギー補給のため栄養を吸収する力が非常に強く働いています。
さらにお腹の中に何も入っていないため食べた物を胃酸で溶かす時間がみじかくてすみ、とくに液体のものは胃液の影響を多く受けず、胃から小腸へとスムーズに移動されます。
また、小腸にも消化吸収するものが何もないため、吸収を集中しておこなうことができます。
つまり、空腹時にフコイダンを飲まれるのは生理学的に大変理にかなっております。
できれば、空腹時のほうが好ましいと考えられます。
これは、からだの仕組みの問題です。
空腹時にサプリメントなどを水などと一緒に飲んだ場合、水とサプリメントは30分ほどもすれば小腸に到達します。
この場合、小腸の中には、水とサプリメントと僅かな消化液しかありません。
食後に水などと一緒に飲むとどうなるかと言うと、食べた食事が消化されて順番に腸へと送られていく事になります。
早くても2時間はかかることとなりますし、その他の食事と一緒となります。
どう考えても、空腹時のほうが与える影響は大きいと考えられます。
ということは、どんなものも空腹時が良いかというとそんなことはありません。
たとえば、脂溶性のビタミン類は空腹時には向きません。
フコイダンの場合、医薬品ではなく健康食品ですのでそういった意味での副作用はありません。それでは、フコイダンを摂取した際の安全性はどうでしょうか。
フコイダンは海藻を原材料とした海藻由来の成分であるため、フコイダンを摂取することによる健康被害の心配はないとされています。
ガゴメ昆布から抽出したフコイダンを用いた実験でも、一定量のフコイダンを摂取した被験者に血液検査、尿検査、QOL検査などが実施されましたが、いずれにおいても“安全性に問題はない”という結論が発表されています。
厚生労働省が発表している「日本人の食事摂取基準(2015年版)」にフコイダンの推奨量・摂取量は記載されていません。
公に定められた摂取量・推奨量などはないと考えられます。
一般的な1日の目安量といわれているのが1000㎎です。
フコイダンを摂りたい方は、この量を参考にするとよいでしょう。
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