日本においては、4月と9月に人の大移動が発生します。
特に4月は子供の新学期が始まることから引越しやすいため大きな移動となります。
そのため、マンションや戸建住宅などの居住用財産は、2~3月にかけて最も高く売れます。
逆に4月は既に新生活が始まっているため、パッタリと売れなくなります。
特に転勤は会社から直前に言われることが多いので、2~3月に購入する方は焦って購入をします。
売出を1月頃からスタートさせ、2~3月を狙って売却をするのがタイミングとしてはベストです。またこの時期は売却期間も短くなり、とても楽です。
投資用マンションを売却するのに最適な時期はいつ?
投資用のマンションを持つと、気になるのが売却時のタイミング。良い時期に売って利益を得たいのは、投資家であれば誰で考えることです。
ここでは、売却のベストタイミングや注意点などを調べてみました。
まず中古マンションの場合です。
三井住友トラスト不動産の「不動産マーケット情報」によると、中古マンションは築20年くらいまで徐々に下がり続け、それ以降の価格の下落は小さくなる傾向があることが分かります。
これはエリアに限らず同じような値動きをするようです。
しかし、東京に限ってみれば築15年目にがくんと坪単価が値下がりしていますので、できれば15年以内に売却することが良いのではないでしょうか。
また、東京オリンピックが開催予定ですが、不動産価格は「オリンピック前がピーク、オリンピック後は下降する可能性が高い」と言われています。
マンション投資家なら経済市況やオリンピック等の大きなイベントに敏感になりましょう。
情報収集をして「高く売れて売却益を狙える」と思うなら、すぐに売却に向けて行動を取るべきです。
ただし、高く売れて売却益が出ていても、結果がプラスになるとは限りません。
損失が出ないように購入時に支出した資金や今までの運用実績などをきちんと見極め、売却が妥当かを判断してから手放すようにしてください。
不動産を売却する際の一つの判断基準に「譲渡所得税」の問題があります。
不動産を所有して5年以下で売却をすると、短期譲渡所得となり30%の所得税と9%の住民税が課税されてしまいます。
マイホームの場合は、3,000万円控除や軽減税率が使えますから、よほど売却益が出なければ大丈夫ですが、セカンドハウスや投資用のマンションを売却するような場合は、所有期間5年以下で売却すると税金面で不利になるため、最低でも5年は継続して所有した方が良いでしょう。
5年以内に売却すると、5,000万円のマンションは1,500万円の所得税と450万円の住民税が課税されます。
ローンがまだ残っていると結構な痛手になるため、5年以内の売却はあまりおすすめできません。
不動産を売却する際の一つの判断基準に「譲渡所得税」の問題があります。
不動産を所有して5年以下で売却をすると、短期譲渡所得となり30%の所得税と9%の住民税が課税されてしまいます。
マイホームの場合は、3,000万円控除や軽減税率が使えますから、よほど売却益が出なければ大丈夫ですが、セカンドハウスや投資用のマンションを売却するような場合は、所有期間5年以下で売却すると税金面で不利になるため、最低でも5年は継続して所有した方が良いでしょう。
外壁塗装や屋上防水、エレベーターの修理など、高額な修繕が必要になる時期を見越して見積りをとります。
「予測売却益-大規模修繕にかかる費用」で、利益が残らなければ売却を検討しましょう。
まずは所有している賃貸収益物件と類似している物件をインターネットなどで検索し、どの程度の利回り相場で売却されているのかを調べてみましょう。
ただし、ウェブに掲載されている売却価格は、売主の希望額であり割高な価格設定である場合が多いです。
出典 賃貸収益物件の売却方法
その点を注意した上で、自分の物件ならどのぐらいの利回りで可能なのかを調べるには、インターネットの情報は大変に便利なので有効活用してみてください。
自分の中である程度の販売価格に対する指標ができたら複数の不動産会社に査定依頼をしてみて、自分が信頼のできる業者を見つけましょう。
出典 賃貸収益物件の売却方法
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