新 仁義なき戦い 組長最後の日  1976年公開

新 仁義なき戦い 組長最後の日  1976年公開

暴力団抗争の中で常に上部組織に泣かされ“無用の血"を流す弱小組織の男達を取り上げた、<深作・文太>コンビ会心の新シリーズ第3弾。大阪にある日本最大組織・坂本組と、九州玄竜会を後楯とする尼ヶ崎の河原組との小さなモメ事は、両組から数人の死者を出す抗争事件へと発展。玄竜組にとっても坂本組の九州進攻を警戒する矢先だった。玄竜会系岩木組の若頭・野崎は、唯一の妹・麻美が坂本組系米元組々員・中道の妻であったため微妙な立場に立たされるが、組長の若木が米元組の刺客に殺され、子分の寒川らを連れて大阪へ乗り込む! 顔面に凄まじい傷跡を残しながらも、巨大組織の組長の命を狙い続ける男・野崎。その凄まじい執念と戦いが、九州・関西を舞台に描き出されていく