【小笠原P】10:今回は、また戻りまして「合戦」について、ちょっと詳しくご紹介したいと思います。
まず、合戦の舞台となる戦場…というか、メインマップ(日本地図)についてですが、「城」と「要所」を「道」でつないだ構成になっています。
「要所」とは、部隊が布陣・展開するための場所で、歴史上、野戦が繰り広げられたような場所をイメージしていただければ近いかと思います。
数としては、全国で1000以上にも及びます。
「城」も「要所」の1つなので、正確には1300以上の数になりますね。
城を出陣した部隊は、この「要所」をつないで網の目のように張り巡らされた「道」を通って目的地に向かいます。
部隊の移動経路は、基本的に「道」に限定されます。
『創造』は、戦国日本をフル3Dで作成しているので、自由な移動も実現できないことはないのですが、本作合戦の一番の特徴である「多面作戦」の面白さを表現するためには、移動経路をプレイヤーがしっかり把握する必要があるため、このような仕様を採用しました。
「道」に関しては、ご想像いただけるとは思いますが、太さ(整備度)が設定されており、部隊の移動速度に影響を及ぼします。
従って、早く目的地に到着するためには、整備された主要街道を通るのが常道となりますが、主要街道には数多くの「道」が交わっています。
つまり、行軍の妨げとなる可能性のある「城」や「要所」が多く、また、各地からの集結が容易であるため、迎え撃つ側にとっても都合のよいルートとなる訳です。
どのルートを通って進軍するか…この選択が、勝敗を左右する大きな判断の一つになります。

今回はフォロワー3000人という節目にあたるので、長くなりますがもう少しご紹介を続けます。

合戦における部隊の挙動についてご紹介します。
本作の部隊は、三つの状態を切り替えて運用することになります。
一つ目は、移動力に優れた「行軍形態」、二つ目は戦闘力に優れた「布陣形態」、三つ目が敵城を制圧するための「包囲形態」です。
形態の切り替えは、基本的に「要所」で行います。「道」でも可能ですが、「要所」に比して多くの時間を要することとなります。
一般的な流れとしては、敵と隣接しそうな「要所」で「布陣形態」を取り、じわじわ進軍するような感じになるかと思います。
なお、「多面作戦」においてこの切り替えは面倒に受け取られる方もいらっしゃるかもしれませんが、状況に応じた形態切替は自動的に行ってくれるのでご安心下さい。もちろん、手動での切替もOKです。

ちなみに、「道」は内政で整備することができますし、「要所」は陣地を構築して防御力を高めることが可能です。
一定の条件を満たした「要所」には築城も可能となっています。
海路としての「道」、水上の「要所」も存在します。

敵との遭遇を覚悟して広い道を進むか、あるいは敵を避けるために裏道、細道を通るか……戦闘力の高い大軍が広い道を進んで敵と対峙し、その間に移動力の高い小勢が裏に回り込む、あるいは空になった城を突く、などなど……。
移動経路、部隊の形態、街道の整備と「要所」での陣地構築--様々な要素の中で戦略を練り、勝利を目指す戦いが『創造』の合戦となります。