原価からオークションをスタートさせたにもかかわらず、残念ながらウォッチリストにもほとんど入れられることなく、何周しても落札されない場合は、残念ながらその商品の需要はほとんどないと判断せざるを得ない。
少なくともその商品だけを販売して生業としていくことは厳しいと推測される。
従って、早急に他に何か取り扱える商品、サービスはないか検討し、リサーチを始めて欲しい。
リサーチ方法は上記と同様、オークションを使ってできる。出品しなくとも取り扱おうとする商品がどの程度の数、どんな価格で落札されているかを見るだけでも需給関係を知ることができる。
余談だが、自分が取り扱えるかどうかは別として、バンバン落札されている商品を見て、需要があるということはどういうことかというのを、自分の目で確かめてみて欲しい。
先のオヤジの話にも重なるが、決して良い評価ばかりではない出品者が毎日いくつも商品を回転させているケースも珍しくない。
商売をするに当たっては態度は良いに越したことはないのだが、態度が悪くても売れてしまうような需要のある商品を扱うことが理想だ。
まずはすぐに自分が取り扱える範囲で、できるだけ需要のありそうな商品を探して欲しい。
既に多肢に渡る商品を取り扱っている場合は、力配分をできるだけ需要の高い商品に回すように工夫しよう。