Dの意志はテンプル騎士団と関係が深いと考えられる。

テンプル騎士団とは、中世ヨーロッパで活躍した騎士修道会であり、十字軍活動以降、に誕生した騎士修道会の最も有名な1つである。
テンプル騎士団は1096年に創設され、第一字十字軍が獲得した聖地エルサレムの防衛を目的とした。
世界的に有名となった「ダ・ヴィンチ・コード」にも登場している。

裕福だったテンプル騎士団は国の財政難に悩んでたフィリップ4世に難癖つけられて滅ぼされる。
当時のテンプル騎士団の総長はジャック・ド・モレー 。

処刑された総長ジャック・ド・モレーはテンプル騎士団の団員によって遺体を掘り起こされる。

その際、掘り起こされた頭蓋骨が2本の骨とクロスした状態で埋まっていたことから、「頭蓋骨と2本の骨さえあれば人は復活できる」
という意味を込め、ジョリー・ロジャーと呼ばれる海賊旗を作った。

これが海賊旗の始まりと言われている。

つまり、テンプル騎士団こそが海賊の始まりとされているのである。

テンプル騎士団の歴代の総長には全て「ド」てつく
ドのスペルは【de】
フランスにおいて名前につく「de」にはある意味がある。

deとはフランス革命以前に貴族であった者の子孫の名字につくというものであり、
例えば、フランス第五共和政初代大統領シャルル・ド・ゴール(Charles de Gaulle)が有名である。

つまり、テンプル騎士団とDの意志が関係しているとすれば
Dの意志とはかつて栄えた王国の貴族、支配階級であった可能性が高い。