73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/08 02:18:36 ID:nTDRUHWF0


-50年目/5000000000-

灰原「光彦君!」

光彦「どうしたの灰原さん?」

灰原「光彦君!光彦君!光彦君!」


光彦「あーー!だめだ!どうしてもこうなってしまう……」

光彦「言ってほしいと強く念じた言葉が繰り返されてしまう…」


光彦「500年近い修行の結果…」


光彦「見た目だけなら灰原さんの細部」

光彦「あんなとこからこんなところ、毛穴の一つ一つまで再現できるようになったのに…」


光彦「どうしてもしゃべらせようとすると失敗してしまう…」



76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/08 02:20:57 ID:nTDRUHWF0


-100年目/5000000000-

灰原「まったく……」


コナン「はは、まったく元太はバカだなあ」


元太「うるせー!」

光彦「ハハハ、楽しいなあ」

コナン「バーロー」


元太「うるせー!」

灰原「まったく…」


光彦「ハハ、楽しいなあ」


光彦「楽しい…なあ」



78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/08 02:22:27 ID:nTDRUHWF0


-500年目/5000000000-

光彦「」



光彦「」



光彦「あー」


光彦「あーうー」


光彦「あーー」

光彦「あーーあーー」


光彦「ハイ……バラ……?」



84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/08 02:26:31 ID:nTDRUHWF0


-1000年目/5000000000-

光彦「あーー」(今ここに生きるのは私だけ)


光彦「あーうー」(だとすればどうして他者との意思疎通の道具である日本語を使う必要があるのか)


光彦「ううーーあーー」(最早こうなれば言葉は思考の為のツールだ。)


光彦「あーーーうーー」(極限まで簡略化できるはず……)


光彦「うーーうーー」(私に相当する存在の生命体…定かではないがいないと考えられる。)


光彦「あーうー」(少なくとも私の記憶にはない…)