19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/08 01:32:31 ID:nTDRUHWF0


灰原「恐竜が繁栄していた時代よりもずっと昔のことよ」


元太「なげーじゃんかよ!」

灰原「途方もない時間ね」

光彦「で……でもその話が本当だとすれば……」


光彦「ただひたすら生き続けるだけで100万円がもらえるんですよね?」

光彦「しかも記憶が抹消されるから100万円をもらった時点ではボタンを押しただけで100万円をもらえたという認識……」

光彦「要するにボタンを押しただけで100万円をもらえる……!」

コナン「バーロー、話ちゃんと聞いてたのか?」

コナン「確かに記憶は抹消されるが、5億年分は経験するんだよ」

光彦「甘いですよコナン君!確かに5億年分生き続けなければならないかもしれません…」

光彦「ですが、それは疑似体験にすぎません!現実世界ではボタンを押しただけで100万円が得られたのと同等…!」



23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/08 01:37:19 ID:nTDRUHWF0


光彦「実質ノーリスクで100万円ですよ!?押さない方がおかしいですよ!」


阿笠「ほほほ…さすがは光彦君じゃ…」パチパチ

阿笠「そうじゃろう、そうじゃろう。記憶を抹消されるなら経験してないのと同じ…ノーリスクで100万円がもらえると考えてよい……」


阿笠「こんな素晴らしい話はない、そこに気付けた光彦君、さすがじゃ。」
阿笠「では光彦君、実際に押してみるかね?」

光彦「!!」

阿笠「こんなに素晴らしい話はない、乗らない方がおかしい……そう考える光彦君じゃ。押さない理由もあるまいよ」

阿笠「のう、光彦君?」ニヤァ……



28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/08 01:45:09 ID:nTDRUHWF0


光彦「え…ええ、お……押しましょう!」


阿笠「真ん中の赤いボタンをポチっとするだけじゃよ。ほっほ」

灰原「まって!!」


光彦「えっ?」

灰原「本当にいいの?5億年よ?」

灰原「5億年……途方もない時間よ…?」


光彦「はは、灰原さんは心配性だなぁ。大丈夫ですよ!どうせ記憶は消えるんですしね!」

阿笠「ゴホン!いいかのう?光彦君…」

光彦「当然です!ボタンを押すだけなんですから」ポチッ


… … …


… … …


ウィーンウィーン
[100万円]