直径1~2ミリのプチプチした食感の粒で、南米アンデス原産の食材です。
味はほのかに米飯のような甘みがあり、香りには少し癖があります。
地域によってはキノアと呼ぶところもあります。

キヌアは一般的には穀物として取扱われていますが、生物学的な分類ではイネ科(穀物)ではなく、ほうれん草の仲間であるヒユ科です。
ソバなどと同じ位置づけの「擬穀物(ぎこくもつ)」とされていて、雑穀の一種といえます。

栄養価が高いことからNASAが『21世紀の主要食』と評価し、将来の宇宙食として研究を始めた食材でもあり、ヨーロッパや日本でも健康食品として注目されています。

テレビ番組でミランダ・カーが、朝食にアーモンドミルクやアーモンドスライス、クコの実、メープルシロップ、シナモンと一緒に食べていると紹介したことでも話題になりました。