正式な正月飾りの処分方法としては、定められた期間内に近所の神社に持って行きます。
各地方で毎年小正月1月15日の小正月に神社などで行われる「どんど焼き」「左義長」「お炊き上げ」などでお正月の飾りを集めて焼きます。この火で焼いた餅を食べると無病息災で過ごせるといわれています。書初め・席書きを持っていくと習字が上達し、どんど焼きの火で焼いた餅や団子を食べると無病息災で過ごせると言われています。お正月飾りは年神様をお迎えするための神聖なものなので、粗末に扱わず、外してから保管する際にも、ゴミ袋などに入れるのではなく、紙に包むなどするようにします。
近くに神社がなく、自宅で焼却処分する場合は、無造作に捨てるのではなく、きちんとお清めをしてから処分します。
大き目の紙を広げ、左・右・中とお清めの塩を振り、その紙でお正月飾りを包んで、地域のゴミの出し方に従って、一般のゴミと分けて(他のゴミと同じ袋に入れないで)処分します。その時に飾りを細かく切ってもいいです。自宅の庭などで焼く場合には、お神酒と塩で土を清め、清浄な炎で焼くようにします。