基本的にはいい兄貴分であるのでカツオとワカメに慕われている。アニメ版の性格は、生真面目で不器用。
気弱でかなりの心配性であり、いつも周囲に気を遣っており、優しくお人好しである。お人好しすぎて、損をすることが多い。また、人に頼まれたことはイヤと言えない性格ゆえ、サザエや子供達、あるいはノリスケからも物事を頼まれたり、相談を持ち掛けられたりするケースも少なくない。非常にゴマすりな性格でもある。ただし、八百屋で言葉巧みにバナナを半値以下に値切ったと言うしたたかな面も持つ。
原作ではサザエを怒鳴りつけたり波平にイタズラを仕組んでほくそえむなど、アニメ版にはない人間臭い一面も描かれている。
前述の通り嫁家族と同居していることもあり、アニメ版ではマスオが家族に怒ったり、強く意見を言ったりすることはあまりない。また、アニメ放映開始当初のマスオは、主に敬語で話していた。その後も、波平やフネ、およびごく親しい人であっても目上の人間には基本的に敬語である。
ただし、原作では磯野家に対して主張したり、カツオのいたずらに怒ったりする時もある。
サザエの背中をくすぐったり、マージャンをしているのに「雨宿りしてるよ」と嘘をつくこともある。
隠し下手である。サザエの本の中にへそくりを隠すが、サザエにみつかってしまう
「今カイシャにいる」と家に電話をかけて会社で残業したふりをして「怪車(カイシャ)」という名のバーあるいはスナックで飲んでいたことがあるが、サザエに既に退社していることを見抜かれてしまった
。
うまい言い訳を思いついても、すぐ妻にばれてしまう(穴子も同様)。
頭の中で思っていることや考えていることが顔にすぐ出る。