少しずつ読み、読了に時間がかかったが、赤線だらけになった。

アドラーについては「勇気づけ」という概念しか知らず、それも子育て本から知ったので、アドラー心理学がこのようなものだったと本書を読んで初めて知った。きっと奥が深すぎて、様々に解釈できるのでは?本書も後書きに書かれていたように「岸身アドラー学」とも言うべきものかも。少しずつ読み、読了に時間がかかったが、赤線だらけになった。人生の意味は「本当はない」けど、「自分で意味づけるもの」とはまさに納得。幸せとは貢献感、またまた納得。しかし、行為ではなく存在に意味があるということと貢献感は時として矛盾するような気も。