先行き、アジア経済は高い成長が続くと予想されている。
IMFの見通し(※1)によれば、新興アジア経済(※2)は年平均+7.5%(2013年~2018年)と、世界経済全体(同期間:同+4.2%)よりも高い成長になると予想されている。
このような高い経済成長を達成するために注目されるのは、電気、通信、交通、水道、衛生に関するインフラの整備である。
例えば、道路や港湾等のインフラ整備が進めば、物流の効率化が期待される。物流の効率化は納期短縮、コスト削減等につながり、生産性が高まる可能性があろう。
(※1)IMF“World Economic Outlook Database April 2013”のデータ。
(※2)IMFによる区分で、中国、インド、東南アジア、太平洋島嶼国を含めた28ヶ国。
出典 大和総研グループ