フェイスブックが危険なワナであるかもしれないことを全くメディアが警告しない国、それが日本だ。
フェイスブックを絶賛するメディアは見ても、それに対して真っ向から警告するメディアはほとんどない。
情報大国であるはずの日本は実はいろんなものが情報封鎖されている国だったのだ。どうやらフェイスブックの危険性もそこに起因するらしい。

フェイスブックはかたくなに「実名主義」にこだわっており、それがこのSNSを特異なものにしている。
実名で登録し、実名の友人関係・家族関係が記録され、それがアメリカのサーバーに残り、場合によってはアメリカの情報機関に検索され、分析される可能性もあるのである。

ここに反米的なことを書いたらどうなるのか。

フェイスブックはアメリカの企業であり、アメリカは愛国法で「テロリストを有無を言わさず逮捕する」ことができる国であり、その法律は国外にも及ぶ。

ということは、実名で反米的な言論をアメリカのサーバーに書くということは危険行為であるといえよう。アメリカ政府の「敵」になるのだから。
反米的思想を持った人間には、フェイスブックはとんでもなく危険なサービスであることが分かる。

反米気質のある国家や一部の国民は、フェイスブックを非常な警戒心を持って見つめているのも分かる気がする。