ダイエットに関して、誰もが聞いたことがあるのが、「遅い時間に夕食を摂ることをやめよう」です。遅い時間になればなるほど、空腹が進んでお腹いっぱい食べたくなります。しかも就寝までの時間が短くなるため、摂取したカロリーの使い道がなく、ダイエットに失敗しやすくなるわけです。この理屈はとてもわかりやすいのですが、問題は社会人のライフスタイルでしょう。残業が恒常的に1〜2時間はあるというのはどこの会社も当たり前で、さらに通勤で片道1〜2時間使うため、早い時間に夕食を食べることが難しいものになっているのです。それでもダイエットを成功させたいのなら、夕食は思い切って職場で食べたり、退社後、会社のすぐそばで食べるなどの工夫が必要です。夕食を軽く済ますためにも、職場での食事というのは有効です。メニューとしてオススメなのは、コンビニの蕎麦類などです。カップラーメンはカロリーが高い上に、栄養価の偏りもあるので、頻繁に食べるには適しません。片手で食べられる惣菜パンはひとつで丼ご飯一杯ぐらいのカロリーがあります。また、軽く食べて帰ってからホッとしてビールを一杯、というのも、ダイエット効果を半減させるので、これもあまりよくはありません。