おならの成分は、約70%が窒素、炭酸ガス、水素、メタン、酸素で構成された空気。これは主に食事をする時にいっしょに口から入ったものだ。残りのうち20%ほどは、体内を流れる血液中のガスが、腸壁を通じて腸に出てきたもの。最後の10%程度を占めるのは、大腸~結腸で食べ物カスが細菌によって分解されて発生するガスである。おならの強い臭いの元はここに含まれる、硫化水素やインドール、スカトールといった成分だ。