寄り付きの東京株式市場で日経平均は続伸。前日終値に比べ一時180円超の上昇となり
、1月6日に割れ込んだ1万7000円を回復して始まった。前日の米株高や円安基調の
継続など外部要因を好感。自動車・電機など輸出関連株を含め、主力株は総じて堅調な展
開となっている。
米国株式市場では主要3指数はそろって反発。米連邦公開市場委員会(FOMC)議
事要旨で連邦準備理事会(FRB)が利上げを急がない姿勢を示したことなどが安心感を
もたらした。ただ東京市場は日中、上値を追う材料が乏しい。米雇用統計の公表を週末に
控え、様子見姿勢が強まる展開も予想されている。