恐ろしいほど密度の濃いラリーだった。全豪オープン4回戦、第16シードの錦織圭は、男子ツアー随一のストローカー、第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)に真っ正面から打ち合いを挑んだ。
ランキング17位で始まった2014年シーズン。全豪オープンでは、ランキング1位のナダルにストレート負けでベスト16にとどまりました。しかしながら、果敢に攻める錦織選手は、ラリーではナダルを圧倒する場面もあり、今年の飛躍を予見させる戦いぶりでした。マイケル・チャン・コーチのストイックなテニスへの取り組みが錦織選手に大きく影響を与えているようです。