なぜ猫は腎臓病になりやすいのか、はっきりとした原因は不明です。人間の腎臓病は塩分のとりすぎや、高血圧症や糖尿病が原因になることが多いそうです。しかし猫は総合栄養食(猫が必要とする栄養素を全て含み、そのフードと新鮮な水を与えるだけで健康を維持することができるように調整されたフード)のキャットフードを食べている限り、極端に食餌のバランスは崩れません。また、高血圧症や糖尿病ではなくても慢性腎臓病になってしまう猫は多いです。

<予防>
腎臓病を予防するためには、減塩した食事と水分を十分に摂取することが大切です。ただ一般的な量のキャットフードを食べていれば、大きく食事のバランスが崩れることはありません。総合栄養食と新鮮な水を自由に飲める環境と、おやつをあげすぎないことが大切です。