<べにふうき>
べにふうきにはカテキンの中でも他のお茶にはあまり見られない特殊な種類の茶カテキンを多く含んでいます。そのカテキンとはエピガロカテキン-3-O-(4-O-メチル)ガレート(EGCG4”Me)で、通常はメチル化カテキンと呼ばれています。このメチル化カテキンは通常の茶カテキン(EGCG)と比べて体内への吸収率が高く、高い抗アレルギー作用を発揮してくれるのです。

農研機構の野菜茶業研究所によると「メチル化カテキン高含有緑茶2gを一回あたり熱湯300mlで浸出したものを朝、昼2回服用する方法で連続飲用した軽度のスギ花粉症患者群は、メチル化カテキンを含まない対照緑茶を連続飲用した患者群に比べ有意に症状の悪化の度合いが軽減される」との研究発表がされています。

紅茶の茶葉を掛け合わせて作られたべにふうき。紅茶に加工してしまうとメタル化カテキンが消滅してしまう為、緑茶として飲むのが花粉症に効くようです。
通常の緑茶よりは苦味が強いので慣れるまでは飲みにくいかも・・・