現在、放射性物質除去効果に注目が高まっているのが「逆浸透膜」を使用した浄水器です。逆浸透膜は、もともと海水を真水にする試みから開発された技術で、非常に細かい穴のあいた膜を通すことで、水から「純水」を取りだすしくみになっています。

放射性ヨウ素131やセシウム137の微細粒の直径は約0.01~10ミクロンと言われていますが、逆浸透膜の孔は、水分子の大きさ(約0.0003ミクロン)以下なので、塩素や鉛などの有害物質はもちろん、放射性物質も通ることができないのです。

放射性物質の直径(大きい) > 逆浸透膜の孔の直径(小さい)

つまり、逆浸透膜(RO)を採用した浄水器は、いま「放射性物質を除去」がもっとも期待できる浄水器です。