シリア国内で「アル=アサド退陣」を求める抗議運動が始まった。

これは初めのうちはささやかなものであったが、2011年2月5日に発生した数百名規模のデモにおいて、シリア当局が多数の人々を逮捕した。

これが引き金になって、デモは急速に拡大していき、数千人規模となった。
ついには治安部隊がデモを鎮圧するため発砲し、1名が殺害された。

抗議者たちは【全ての政治犯の釈放、抗議者を殺害した者に対する裁判の実施、シリア非常事態法の撤廃、さらなる自由、そして汚職の終息】を要求し、デモはさらにエスカレートしていった。

10万人規模にまで拡大したデモでは20人以上の抗議者が治安部隊により殺害された。

その後、アサドは「200名以内の政治犯を釈放し、非常事態法を撤廃する」と発表したが、抗議は収まらなかった。

そして、抗議者たちの一部が武装化し、治安部隊との武力衝突が起きた。
さらに政府軍の一部が離反し結成された自由シリア軍が反体制派に加わり、シリア内戦へと発展した。