現代の食卓に出てくるものは、口あたりがよく、やわらかいものが多く、特に子供たちの好物はカレー、ハンバーグ、オムレツ、スパゲティなど、どれもあまり咬まなくても食べられるような物ばかり。
そんな物ばかり食べていると、顎の成長はスムーズに行われず、華奢で小さい顎になってしまいます。小さめの顎と聞くと良いことのように聞こえるかもしれませんが、永久歯が生える際に顎が小さすぎると歯が並びきれず、場所がなく横にはみ出て、歯並びがガタガタになってしまいます。
最近の子供たちには、このような混み合った歯並びの子が非常に増えています。また、顎を動かす筋肉の成長も当然不完全となり、本来の機能を発揮できず、不自然なバランスの中で働かざるを得なくなります。
お子様には小さいうちから硬い物を噛ませるようにしてくださいね。