寄り付きの東京株式市場で日経平均は、続伸して始まっている。前週末の米国株高に加え、為替がやや円安方向に振れたことで買い安心感が広がった。リスク要因とみられたウクライナ大統領選が終了し市場の警戒感も和らいだ。証券、鉄鋼、銀行が買われ、電機、精密もしっかり。半面、鉱業、医薬品はさえない。

日経平均は節目の1万4500円を超えたが、今晩の米国、英国が休場で海外投資家の売買は膨らみにくい。前週後半からの上昇ピッチが速く、短期的な過熱感も意識されつつある。買い一巡後は、戻り待ちの売りで伸び悩む展開となっている。

寄り付き 前営業日比

日経平均<.N225> 14592.60 +130.43

日経平均先物中心限月<2JNIc1> 14580 +160