また、ホテルでなく、純和風の旅館でさえ、布団ではなく、敢えて"ベッド"を置いて、スタイリッシュに仕上げた事例も最近は多くなっています。
最近の旅館は、必ずしも、昔の様な純和風でなく、モダンな要素を取り入れ、「デザイナーズ旅館」として、従来の大人世代だけでなく、若い世代をも取り込んでしまおうという趣向のインテリアが多く見られます。特に、旅館のオーナーが、二代目・三代目などの場合に、創業者の旧態イメージからの脱皮を図る手段として、内装・インテリア空間の変革がひとつの戦略として組まれることも多いのです。