寄り付きの東京株式市場で日経平均は、反発して始まっている。前日の米国株が上昇したことに加え、日経平均は4日続落した後で値ごろ感から自律反発の機運が高まった。1万4000円付近では予想PERなどバリュエーション面での割安感も意識されている。非鉄、不動産が高く、情報・通信もしっかり。半面、石油はさえない。

一方、外為市場では1ドル101円40銭台と円高傾向が収まっていない。消費増税の影響を見極め切れないうちに円高が進めば、景気腰折れの懸念も出てくるとして、多くの投資家は上値追いに慎重な姿勢を崩していない。

寄り付き 前営業日比

日経平均<.N225> 14088.45 +82.01

日経平均先物中心限月<2JNIc1> 14090 +60