<4784> GMO-AP - -GMOアドパートナーズ<4784>は1日、第1四半期(2014年1月-3月期)決算を発表した。

連結業績は、売上高が前年同期比39.0%増の62.13億円、営業利益が同12.8%増の2.43億円、経常利益が同11.4%減の1.99億円、純利益が同29.0%減の0.80億円になった。

主力のインターネット広告事業において、当第1四半期よりGMOソリューションパートナー(SOL社)を連結グループ会社化したことや、インターネット広告代理店を手がけるエージェンシー事業でリスティング広告及びSNS広告が好調に推移したことが増収・営業増益に寄与した。また、メディア開発事業では、ニュースとエンタメ情報を中心としたスマートフォン・モバイルメディアの「Yomerumo」の売上が増加基調にあるほか、中国におけるフリーマガジン事業の展開拡大を続けている。

SOL社については、2014年12月期の売上高を33~34億円、営業利益を4.6~5.6億円程度と想定しており、通期で売上・利益に大きく寄与する見通し。2014年12月期の成長戦略として積極的M&Aや提携のほか、自社アドテク(広告技術)商品・自社サービスの強化、サービスエリア拡大やローカル営業の強化、組織拡大のためのコーポレート強化を定めており、通期も増収増益を目指す。 通期業績予想は2月に発表した期初計画のとおり、売上高が前期比21.5%増の230.00億円、営業利益が同51.6%増の10.00億円、経常利益が同52.9%増の10.00億円、純利益が同2.2倍の4.00億円を見込んでいる。

同社は、GMOインターネット<9449>グループのインターネット広告・メディア事業の中核を担う。積極的なM&Aによる販路拡大を進めながら、総合ネット広告代理店グループとして一段の成長を狙っている。